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シリコンオイルフリーによる安全・安心な製品づくり

私たちミタニは、お客様にとって安全・安心な製品づくりに取り組んでいます。その一環で行っているのが、自社製品のシリコンオイルフリー化です。

本記事では、シリコンオイルの基本的な特徴やポンプ製品で使用される理由、ミタニがシリコンオイルフリーに取り組む背景について解説します。あわせて、シリコンオイルフリーが示す範囲や、内容物・用途への適合を考える際のポイントも紹介します。


シリコンオイルとは?


シリコンオイルとは?

一般に「シリコンオイル」と呼ばれるシリコーンオイルは、ケイ素(Si)を含むシロキサン結合を骨格とする材料です。シリコンはオイルやゴム、プラスチックなどさまざまな形で使われている多機能な材料で、私たちの日々の暮らしを支えています。

シリコンオイルは一般的に無色透明な液体で、次のような優れた特徴があります。

・ 温度による粘度の変化が少ない
・ 耐熱性や耐寒性が高い
・ 化学的に安定している
・ 表面張力が小さくて広がりやすい

これらの特徴を生かして、シリコンオイルは潤滑剤として幅広く利用されています。

私たちが作っているポンプスプレー製品にとっても、シリコンオイルは欠かせない存在でした。ポンプスプレー製品では、摺動性(滑りやすさ)を高めるために内蔵部品にシリコンオイルを塗布するのが一般的で、それによって高品質な噴霧が実現していました。

なぜシリコンオイルフリーが安全・安心?


NEW Tシリーズ(T-305/T-505/T-705/T-1005 CORE)
NEW Tシリーズ(T-305/T-505/T-705/T-1005 CORE)

シリコンオイルは、温度による粘度変化が少なく、耐熱性や化学的安定性にも優れていることから、さまざまな製品で潤滑剤として利用されています。

一方で、製品の用途や内容物によっては、使用する材料や潤滑剤との相性を確認する必要があります。
ミタニでは、内容物との接触による影響要因をできるだけ減らすという観点から、シリコンオイルを使用しなくても必要な摺動性や製品性能を確保できる設計を進めています。

シリコンオイルフリーと内容物への適合について

「シリコンオイルフリー」は、製品の摺動性を確保するために使用していたシリコンオイルを使用しない仕様を指します。ただし、シリコンオイルフリーであることだけで、すべての内容物や用途への適合性を示すものではありません。

実際の製品採用にあたっては、内容物の性質や使用条件、保管環境などに応じて、製品との相性や必要な性能を個別に確認する必要があります。

シリコンオイルフリーを実現したミタニ製品


ミタニでは、内容物との相性や製品に求められる性能を考慮しながら、材料や構造の見直しを進めています。
その取り組みの一つが、シリコンオイルを使用せずに必要な摺動性や製品性能を確保する「シリコンオイルフリー」です。すべての製品に一律に適用するのではなく、製品の構造や用途を確認しながら、対応可能な製品でシリコンオイルフリー化を進めています。

ここでは、シリコンオイルフリーに対応したミタニ製品の一部をご紹介します。

大型トリガーポンプ「T型シリーズ」

ミタニのロングセラー商品である大型トリガーポンプ「T型シリーズ」は、リニューアルにあわせて材料や構造の見直しを行いました。シリコンオイルフリーに加え、POMを使用しない材料構成や、プラスチック使用量の削減にも取り組んでいます。

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