ミタニはどんな取り組みをしていくの?
私たちミタニが製造しているエアゾールバルブやディスペンサーポンプにも、プラスチックが材料として使われています。サステナブルな社会の実現を目指して、プラスチック資源循環促進法にも積極的に対応していきます。
プラスチック資源を循環させるためのミタニの取り組みは既にスタートしているため、その一部をご紹介します。
エアゾールバルブ
ミタニの主力製品であるエアゾールバルブでは、環境に配慮した設計を積極的に行っています。たとえば、SWAYKでは液化ガスを圧縮ガスに変更したことと、ゴムリングを使わないことによって二酸化炭素の排出量を最大で90%以上削減しました。また、アタッチメントは一体型のプラスチックで作られており、リサイクルがしやすい設計になっています。
主に大型の缶が使用されるエアゾール缶の小型化に成功したKORUは、資源の使用量を最小限に抑えるとともに、資源輸送時の二酸化炭素排出量削減に貢献しています。
ディスペンサーポンプ
ディスペンサーポンプにおいても、環境に配慮したものづくりを進めています。大型トリガーポンプのTシリーズはミタニのロングセラー製品ですが、環境に配慮した製品としてリニューアルしました。設計の見直しによって使用する樹脂量を8%削減するとともに、人体への悪影響が懸念されるPOMフリー・シリコンフリーを実現しています。
また、Z-1000-Cには化石燃料由来のプラスチックではなく、植物由来のプラスチックを使用しています。使用しているのはサトウキビから出来たグリーンポリエチレンであり、製品のライフサイクルにおける二酸化炭素排出量を大幅に削減することができました。
ミクスチャーサイクル
プラスチック部品を成形するときに、ロスが発生してしまいます。ミタニでは、ロス分のプラスチック材料を再利用できる社内リサイクルシステムを構築し、プラスチック資源を最大限活用できるようにしています。
LUNEX リサイクルしやすい香水ビン
従来の香水ビンは、しっかりとしたガラス容器とプラスチックなどで作られたスプレー部分の分解が難しく、中身も捨てないといけないので処分がしづらいものでした。そこで、ミタニはガラスとスプレー部分を簡単に分解できる新機構を考案し、リサイクルしやすい香水ビンを開発しました。また、プラスチック材料は人体に有害な影響を及ぼす可能性があるPOM材から安全なPP材へ置き換えており、人体にも優しい製品設計をしています。
持続可能な社会の実現のため、
そして環境のために何ができるか?を考え、
ミタニではさまざまな取り組みをスタートさせています。
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