ミクスチャーサイクルって知っていますか?
プラスチック資源を循環するための取り組みとして、ミタニが開発したリサイクル技術です。(詳しくはこちらから)
今回、その技術を応用してペットボトルのキャップを使ってエアゾール製品を作ってみるチャレンジをしました!
ペットボトルキャップは、主にポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)が使われています。 ミクスチャーサイクルではPPを用いていることから、今回のチャレンジでは、ペットボトルキャップを使用することに。
デザインマーケティンググループにて、約1年かけて収集をしました。集めたキャップはおよそ5キロ(約2000個)。この集めたペットボトルキャップを使ってエアゾール製品に生まれ変わらせていきます!
1つ1つ丁寧にキャップを洗っていきます。キャップの形から、機械での洗浄では汚れが落ちきらないため、手作業で行いました。
SDGs委員会のメンバー、新入社員の方合わせて9人で、1時間半かけて洗浄をしました。
洗ったキャップは粉砕機にかける前に一度乾かします。異物混入の可能性も考慮し、屋内で約2日かけて乾燥させます。
こうしてみると白や赤、緑、オレンジなどたくさんの色のキャップがありますね。今回は、回収したキャップを色分けせずに使うと何色になるのか、という実験もかねてあえて色分けをせずに次の工程に行きます。
乾かしたキャップを粉砕機にいれて、細かく粉砕していきます。
細かくなりました。
粉砕後は、ミタニオリジナルのブレンド材を添加し、機械にかけて混ぜていきます。
実は、こちらのブレンド材もミタニ内で調達が可能なんです。
成型機にいれ成型します。
今回は、エアゾール製品用のキャップとボタンを作成しました。どのような色になるのか仕上がりが楽しみです!
完成しました!
色はこのような少しオリーブ色が入ったようなグレーの色になりました。
キャップの色分けを行わずに成型をしたため、よく見ると1つ1つ違う色になっており、個性豊かな仕上がりに。
今回は、ミタニのミクスチャーサイクル技術を使ってペットボトルのキャップからエアゾール製品を作ってみました。今後、ペットボトルのキャップ以外でもチャレンジしてみるかも…?
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ミタニではミクスチャーサイクルの他にも、持続可能な社会を目指して様々な取り組みをしています。