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SDGsの身近な例を紹介!個人が日常生活でできる具体例や面白い取り組みも

SDGsは国や企業だけの目標ではありません。実は私たちの日常生活の中にも、SDGsに貢献できる行動がたくさんあります。マイバッグを持ち歩く、食べ残しを減らす、節電・節水を心がけるなど、小さな取り組みの積み重ねが大きな変化を生み出します。この記事では、誰でも今日から始められるSDGsの身近な例をご紹介。さらに、楽しみながら参加できる面白い取り組みも解説します。一人ひとりの行動が、持続可能な未来への第一歩になるのです。

SDGsとは

SDGsの正式名称は「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」。日本語では「エスディージーズ」と読み、世界をより良くするための国際的な約束事です。2015年9月の国連サミットで、193カ国が全会一致で採択しました。2030年までに達成を目指す期限付きの目標で、17の大きな目標と、それをより具体的にした169のターゲットから構成されています。

引用:日本ユニセフ協会「SDGs17の目標」
参考:外務省「JAPAN SDGs Action Platform」

個人でできるSDGsの身近な取り組み例

日常生活で誰でも簡単に始められるSDGsの取り組みは、実は身の回りにたくさんあります。一人ひとりの小さな行動が集まれば、社会全体に大きな変化をもたらすことができるのです。以下では、今日からすぐに実践できる具体的な取り組みをご紹介します。取り組みやすさはそれぞれ異なりますが、どの行動も複数のSDGs目標達成に貢献できる素晴らしい活動です。

マイバッグ・マイボトル

買い物で活躍するマイバッグ、お水を飲むときに繰り返し使えるマイボトル。これらを持ち歩くことは、資源の節約とCO2削減につながり、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献します。

買い物で活躍するマイバッグ、お水を飲むときに繰り返し使えるマイボトル。これらを持ち歩くことは、資源の節約とCO2削減につながり、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献します。

日本では2020年7月のレジ袋有料化により、レジ袋辞退率は約30%から約75%まで上昇。年間約10万トンものプラスチックごみ削減を実現しました。

そしてマイボトルを使えば、500mlペットボトル1本と比べて、製造から廃棄までのCO2排出量を大幅に削減できます。2050年までに海洋中のプラスチック量が魚の量を超えると予測される今、使い捨てプラスチックを減らすことは海の生き物を守ることにもつながります。

地球にやさしいマイバッグやマイボトルは、お出かけの相棒として毎日を少し楽しくしてくれる存在。小さな行動の積み重ねが、大きな環境保護につながるのです。

節電・節水

節電・節水は、エネルギーの無駄を減らし、CO2排出量の削減に直結する身近な取り組みです。これらの行動は、SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献します。

節電・節水は、エネルギーの無駄を減らし、CO2排出量の削減に直結する身近な取り組みです。電気や水の無駄遣いを減らす具体的な方法として以下が挙げられます。

・使わない部屋の電気を消す
・エアコンの設定温度を調整する
・シャワー時間を短縮する 

これらの行動は、SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献します。

例えば、エアコンの温度を夏は1℃上げるだけで、1か月あたり約1.2kgのCO2を削減できます。シャワーは1分間に約12リットルの水を使うため、毎日1分短くすれば年間約4,380リットルもの節水に。

また、歯磨きの水をコップに汲むだけで約5リットル、食器洗いを流しっぱなしからため洗いに変えれば約90リットルも節約できます。家計の節約にもなり、環境にも優しい一石二鳥の取り組みといえるでしょう。

フードロス削減

フードロスの削減は、SDGs目標2「飢餓をゼロに」、目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献します。世界では約8億人が飢餓に苦しんでいる一方で、生産された食料の約3分の1が廃棄されているという矛盾があります。

日本では年間約472万トンもの食品ロスが発生しており、これは国民1人あたり年間約38kgに相当します。フードロス削減の具体的な方法として以下が挙げられます。

・買い物前に冷蔵庫をチェック
・消費期限内に使い切る
・適切な保存方法の実践 

これらの取り組みは、SDGs目標2「飢餓をゼロに」、目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献します。世界では約8億人が飢餓に苦しんでいる一方で、生産された食料の約3分の1が廃棄されているという矛盾があります。

私たちが食べ物を大切にすることは、資源の有効活用だけでなく、食料生産にかかるエネルギーやCO2排出量の削減にもつながるのです。

ごみの分別・リサイクル

自治体のルールに従った正確な分別は、資源の循環利用を促進します。リサイクル率が向上し、資源の循環利用を促進します。SDGs目標12「つくる責任つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献できる重要な取り組みです。

自治体のルールに従った正確な分別は、資源の循環利用を促進します。プラスチック、紙、ガラス、金属などを適切に分けることで、リサイクル率が向上し、新たな資源として生まれ変わります。

SDGs目標12「つくる責任つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献できる重要な取り組みです。日本のリサイクル率は世界的に見ても高水準ですが、まだ改善の余地があります。

例えば、アルミ缶のリサイクルは新品を作るよりも97%もエネルギーを節約でき、CO2排出量も大幅に削減できます。一人ひとりの正しい分別が、循環型社会の実現への大きな一歩となるのです。

地産地消

地元で生産された農産物や商品を購入する地産地消は、輸送によるCO2排出量を削減し、地域経済の活性化にも貢献します。SDGs目標12「つくる責任つかう責任」、目標8「働きがいも経済成長も」の達成につながる取り組みです。

地元で生産された農産物や商品を購入する地産地消は、輸送によるCO2排出量を削減し、地域経済の活性化にも貢献します。SDGs目標12「つくる責任つかう責任」、目標8「働きがいも経済成長も」の達成につながる取り組みです。

例えば、海外から輸入される食材は、船や飛行機での長距離輸送により多くのCO2を排出します。地元の農産物を選ぶことで、この「フードマイレージ」を大幅に削減できるのです。

さらに、旬の食材は栄養価が高く、価格も手頃。地域の農家を支援することで、持続可能な農業の維持にも貢献できます。

フェアトレード商品の購入

フェアトレードとは「公平・公正な貿易」を意味し、開発途上国の生産者に適正な対価を支払う仕組みです。
SDGs目標1「貧困をなくそう」、目標8「働きがいも経済成長も」の達成に貢献できます。

フェアトレードとは「公平・公正な貿易」を意味し、開発途上国の生産者に適正な対価を支払う仕組みです。コーヒーやチョコレート、バナナなどに付いている国際フェアトレード認証ラベルを目印に商品を選ぶことで、SDGs目標1「貧困をなくそう」、目標8「働きがいも経済成長も」の達成に貢献できます。

フェアトレード商品を購入することは、児童労働の防止や生産者の生活向上、環境に配慮した農業の推進にもつながります。価格は通常の商品より少し高めですが、その差額が生産者の教育や医療、インフラ整備に使われ、持続可能な社会づくりに役立っているのです。

エコ通勤

自家用車から公共交通機関、自転車、徒歩への切り替えは、CO2排出量を大幅に削減できます。SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献する重要な取り組みです。

自家用車から公共交通機関、自転車、徒歩への切り替えは、CO2排出量を大幅に削減できます。SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献する重要な取り組みです。

【交通手段別のCO2排出量の比較】

交通手段CO2排出量(g/人・km)削減率
自家用車127基準値
バス63約50%削減
鉄道17約87%削減
自転車0100%削減
徒歩0100%削減

この表が示すように、自家用車から鉄道に切り替えるだけで、CO2排出量を約87%も削減できます。車通勤を公共交通機関に変えることで大幅なCO2削減が可能となり、健康増進にもつながります。まさに環境にも体にも優しい、一石二鳥の取り組みといえるでしょう。

グリーン購入

グリーン購入とは、環境への負荷ができるだけ小さい製品やサービスを優先的に購入することです。環境ラベルを目印に商品を選ぶことで、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献できます。

グリーン購入とは、環境への負荷ができるだけ小さい製品やサービスを優先的に購入することです。エコマークや再生材料使用マークなどの環境ラベルを目印に商品を選ぶことで、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献できます。

企業の環境配慮への取り組みを評価し、そうした商品を積極的に選ぶことで、市場全体がより環境に優しい方向へシフトしていきます。少し価格が高くても、長期的に見れば地球環境の保護につながる投資といえるでしょう。日常の買い物が、企業の環境経営を後押しする力になるのです。

ペーパーレス化

紙の使用量を減らすペーパーレス化は、森林資源の保護に直結します。SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」の達成に貢献できる身近な活動です。日本人1人あたりの年間紙消費量は約200kgにも上ります。

紙の使用量を減らすペーパーレス化は、森林資源の保護に直結します。ペーパーレス化の具体的な方法として以下が挙げられます。

・Web明細への切り替え
・電子書籍の活用
・オンラインカレンダーの使用

これらの取り組みは、SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」の達成に貢献できる身近な活動です。日本人1人あたりの年間紙消費量は約200kgにも上ります。

請求書や明細書を電子化することで、家庭での紙の使用量を大幅に削減できます。また、電子書籍なら置き場所にも困らず、検索機能で必要な情報にすぐアクセスできるなど、利便性も向上。環境保護と生活の質の向上を両立できる取り組みなのです。

家事・育児の分担

性別に関係なく家事や育児を分担することは、SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の達成に不可欠です。家事をリストアップし、それぞれの得意分野を活かした役割分担から始めてみてはいかがでしょう。

性別に関係なく家事や育児を分担することは、SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の達成に不可欠です。日本の男女別生活時間の調査では、6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児時間は1日約1時間54分なのに対し、妻は約7時間28分と大きな差があります。

家事や育児の公平な分担は、女性の社会進出を支援し、男性の家庭参加を促進します。お互いの負担を減らし、より豊かな家族関係を築くことにもつながります。

まずは家事をリストアップし、それぞれの得意分野を活かした役割分担から始めてみてはいかがでしょうか。

地域ボランティア

地域の清掃活動や子ども食堂でのお手伝いなど、身近なボランティア活動への参加は、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に貢献します。

地域の清掃活動や子ども食堂でのお手伝いなど、身近なボランティア活動への参加は、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に貢献します。

地域コミュニティの活性化は、災害時の助け合いや高齢者の見守りなど、安心して暮らせるまちづくりの基盤となります。月に1回でも参加することで、地域の課題解決に貢献でき、新たな人とのつながりも生まれます。自分のスキルや経験を活かしながら、地域社会をより良くする活動に参加してみましょう。

再生可能エネルギーへの切り替え

電力会社の再生可能エネルギープランへの変更や、自宅へのソーラーパネル設置は、SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に大きく貢献します。

太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーは、化石燃料と異なりCO2を排出しません。電力会社の再生可能エネルギープランへの変更や、自宅へのソーラーパネル設置は、SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に大きく貢献します。

初期投資は必要ですが、長期的には電気代の節約にもなり、停電時の非常電源としても活用できます。また、余剰電力を売電することで収入を得ることも可能。地球環境の保護と経済的メリットを両立できる、未来への投資といえるでしょう。

シェアリングサービスの利用

カーシェアやシェアサイクル、洋服のレンタルサービスなど、「所有」から「共有」への意識転換は、資源の有効活用につながります。SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献する新しいライフスタイルです。

カーシェアやシェアサイクル、洋服のレンタルサービスなど、「所有」から「共有」への意識転換は、資源の有効活用につながります。SDGs目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献する新しいライフスタイルです。

例えば、カーシェアを利用すれば、車の維持費や駐車場代を節約でき、必要な時だけ利用できます。1台の車を複数人で共有することで、車の生産台数を減らし、資源の節約にもつながります。

シェアリングエコノミーは、環境負荷の軽減と利便性を両立する、これからの時代にふさわしい仕組みなのです。

訳あり・賞味期限が近い商品の購入

規格外野菜や型崩れ商品、賞味期限が近い商品を積極的に購入する「手前取り」は、フードロス削減に大きく貢献します。SDGs目標2「飢餓をゼロに」、目標12「つくる責任つかう責任」の達成につながる取り組みです。

規格外野菜や型崩れ商品、賞味期限が近い商品を積極的に購入する「手前取り」は、フードロス削減に大きく貢献します。SDGs目標2「飢餓をゼロに」、目標12「つくる責任つかう責任」の達成につながる取り組みです。

スーパーやコンビニでは、賞味期限が近い商品から順に陳列されています。すぐに消費する予定なら、あえて手前の商品を選ぶことで、廃棄される食品を減らせます。

また、規格外野菜は見た目が不揃いなだけで、味や栄養価は変わりません。これらの商品は通常より安価で購入できることも多く、家計にも優しい選択といえるでしょう。

選挙での投票

選挙での投票は、SDGs目標16「平和と公正をすべての人に」の達成に欠かせない市民の権利であり責任です。SDGsに関連する政策を掲げる候補者や政党を選ぶことで、持続可能な社会の実現に向けた意思表示ができます。

選挙での投票は、SDGs目標16「平和と公正をすべての人に」の達成に欠かせない市民の権利であり責任です。環境政策や社会福祉、教育など、SDGsに関連する政策を掲げる候補者や政党を選ぶことで、持続可能な社会の実現に向けた意思表示ができます。

投票以外にも、パブリックコメントへの参加、陳情、署名活動など、政治参加の方法は様々あります。一人ひとりの声は小さくても、集まれば大きな力となり、社会を変える原動力になります。

民主主義社会において、政治への参加は持続可能な未来を作る第一歩なのです。

SDGsの面白い取り組み例

SDGsは堅苦しいものではありません。楽しみながら参加できる取り組みも数多くあります。家族や友人と一緒に実践できるこれらの活動は、SDGsをより身近に感じ、継続的に取り組むきっかけになるでしょう。以下では、ユニークで楽しい3つの取り組みをご紹介します。

  • SNSでの発信
  • ビーチクリーン
  • 古着のリメイク

SNSでの発信

「#私のSDGs」「#サステナブルな暮らし」などのハッシュタグを使ったSNS投稿は、SDGs目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に貢献する現代的な取り組みです。自分の実践している環境配慮行動や、お気に入りのエコ商品を紹介することで、フォロワーにも関心を持ってもらえます。

例えば、マイボトルのおしゃれな写真や、リメイクした洋服のビフォーアフター、地元野菜を使った料理など、日常の中のSDGsを発信してみましょう。いいねやコメントを通じて同じ意識を持つ仲間とつながり、お互いにアイデアを共有することで、楽しみながら持続可能な生活を続けることができます。

ビーチクリーン

海岸清掃活動は、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」に直接貢献できる活動です。仲間と一緒に海岸でごみを拾いながら、美しい海の景色を楽しみ、終了後はきれいになった浜辺でピクニックを楽しむこともできます。

年間約800万トンものプラスチックごみが海に流れ込んでいる現状を、実際に目で見て体感することで、環境問題をより身近に感じられます。最近では、ごみ拾いをスポーツ化したイベントも人気。チーム対抗で拾ったごみの量を競いながら、楽しく環境保護活動に参加できるのです。

関連記事:海洋汚染の現状とは?原因や対策と私たちにできること

古着のリメイク

着なくなった服を新しいアイテムに生まれ変わらせるリメイクは、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」に貢献する創造的な活動です。Tシャツをエコバッグに、ジーンズをポーチに、シャツをエプロンにするなど、アイデア次第で様々な変身が可能です。

ファストファッションによる大量生産・大量廃棄が問題となっている中、1着の服を長く大切に使うことは重要な環境配慮行動です。リメイクワークショップに参加したり、YouTubeでリメイク方法を学んだりしながら、世界に一つだけのオリジナルアイテムを作る楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。

日本のSDGsの現状

日本のSDGs達成度は、2024年版の国際レポートで世界18位(スコア79.9)となりました。前年の21位から順位を上げたものの、まだ多くの課題が残されています。

特に、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」では、国会議員の女性比率の低さや男女の賃金格差が指摘されています。また、目標13「気候変動に具体的な対策を」では、化石燃料への依存度の高さが課題となっています。

一方で、日本が達成済みとされる目標もあります。目標4「質の高い教育をみんなに」と目標16「平和と公正をすべての人に」は高く評価されています。政府はSDGs推進本部を設置し、各省庁が連携して取り組みを進めています。

また、SDGs未来都市の指定や、ジャパンSDGsアワードによる優良事例の表彰など、地方自治体や企業の取り組みも活発化しています。2030年の目標達成に向けて、官民一体となった更なる努力が求められています。

持続可能な未来を製品で支える三谷バルブの環境ソリューション

これまでご紹介してきた個人でできるSDGsの取り組みは、一人ひとりの意識と行動によって大きな変化を生み出します。そして、企業もまた持続可能な社会の実現に向けて重要な役割を担っています。

三谷バルブは、エアゾールバルブ・ディスペンサーポンプ部品の専門メーカーとして、環境に配慮した製品開発に取り組んでいます。独自の「ミクスチャーサイクル」技術は、製造過程で発生する端材や余剰資材を再利用し、新品同等の品質を保ちながら資源の循環利用を実現。年間約49トンもの廃棄樹脂を有効活用しています。

また、石油由来成分を一切使用しない樹木由来の製品「ネイチャートップ」の開発にも成功。間伐材を主原料とし、一部グレードでは生分解性も持たせることで、使用後は土に還る究極の環境配慮型製品となっています。

製造業として循環型社会の実現に向けた責任を果たしながら、私たちの暮らしに欠かせない製品を通じて、持続可能な未来づくりに貢献し続けています。

関連記事:再生プラスチックとは?種類や用途・メリット・デメリット・製品例を紹介

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