茨城県デザインの祭典「いばらきデザインセレクション2024」において、株式会社三谷バルブの食品用スプレー「スプレーフード」が「製品・工芸部門」で選定されました。稀少な牛久産なたね油の豊かな香りを最大限に引き立てる3種のフレーバーオイルは、エアゾール技術を活かした革新的な製品です。地域の魅力を伝える一品として評価され、これからさらに注目を集めていきます。
▶︎テクノロジー
スプレーフード (エアゾール製品) は、BAG ON VALVE(BOV)技術を使った国内初の食品用スプレーです
◾️他の食用容器と比べ、アルミパックの二重構造により酸化しにくく、食品の鮮度を保ちます
◾️不可燃性ガス(窒素ガス)を使用しているため、火器の近くでも安全です
◾️容器にはアルミ素材を使用しており、リサイクルも可能です
株式会社三谷バルブは、エアゾールバルブの技術を活かしたBOV食品用スプレー「スプレーフード」で、「いばらきデザインセレクション2024」に選定されました。この製品は、茨城県牛久市で生産される稀少ななたね油を使用し、香り豊かな3種のフレーバーオイルとして開発されました。スプレー形式により、油を適量かつ均一に使用できるため、ヘルシーで無駄のない調理が可能です。
▶︎牛久産なたね油のフレーバーオイル 3種
◾️牛久市の第三セクター法人 うしくグリーンファームがコールドプレス圧搾法で丁寧に搾油
◾️学校法人晃陽学園 つくば栄養医療調理製菓専門学校が開発した牛久市産なたねフレーバーオイル
▶︎食用オイル専用ボタン
◾️オイルをミスト(霧)状にスプレーできる専用ボタン
◾️ミスト噴射されるため、オイルの芳醇な香りが際立つ
◾️適切な量を調整可能で使いすぎを防ぎます
◾️押し方によって、噴射パターンが3種類
▶︎産学官連携
牛久市の第三セクター法人である、うしくグリーンファーム株式会社と、学校法人晃陽学園 つくば栄養医療調理製菓専門学校との産学官連携を通じて、純牛久市産のなたね油をフードスプレー化することに成功しました。
「オーリオフードスプレー うしくのなたね」は、うしくグリーンファームが耕作放棄地の有効活用と地域経済の活性化を目指して栽培し、コールドプレス圧搾法で丁寧に搾油した、自然環境に優しいなたね油です。さらに学校法人晃陽学園がフレーバー加工を施し、「オーリオ」として販売していた菜種オイルを BAG ON VALVE(BOV)の技術を用いて密封性を高め、酸化しにくい特性を持たせ、新鮮な菜種オイルのフードスプレーが完成しました。
▶︎ユニバーサルデザイン
◾️ワンプッシュで誰でも簡単に最適な量を噴射
◾️軽い力で効果的に調理ができる
◾️不可燃性ガスを使用しているため火器の近くでも安全
◾️リサイクルしやすいアルミ素材を使用
選定にあたってのインタビュー記事も近日公開予定です。開発秘話や技術の背景について深掘りした内容をお届けしますので、どうぞご期待ください。これからも株式会社三谷バルブは、地域産業の活性化と持続可能な社会に貢献する製品作りを目指してまいります。
※展示即売会のお知らせ
2025年1月23日(木)〜26日(日)に県のアンテナショップ「IBARAKI sence(イバラキセンス)」にて「いばらきデザインフェアin銀座」を開催予定。
2025年2月22日(土)・23日(日)にイオンモール水戸内原にて、「いばらきデザインフェア2024-2025」を開催予定。