滋賀工場をのぞいてみよう!
三谷バルブは国内外各地に生産拠点があります。
各拠点は一体どんな感じなのか、どんなものを生産しているのでしょうか。
今回は、滋賀工場を少しだけ覗いてみましょう!
滋賀工場は2020年5月より稼働を開始した、三谷の中でも比較的新しい工場です。
敷地面積は6,300㎡(25mプール約15個分くらいの広さ)。忍びの里こと滋賀県甲賀市の端に位置しており、濃いグレーを基調としたスタイリッシュな工場外観はまさに忍者屋敷といった佇まいです。(中にはからくりがあるとかないとか・・。) そんな工場なのでさぞかし人里離れた立地なのかと思いきや、名神高速道路:竜王ICから15分とアクセスしやすい立地です。
近年の労働人口減少が課題となっている中、無人・省人のモデル工場となるために少数精鋭での運営を行い、省人・省力化機器・システム運用に日々励んでいます。
滋賀工場ではエアゾールバルブ、ボタン、外装品を生産しています。
工場のある甲賀市ってどんなところ?
滋賀県の東南部に位置し、山や川など豊かな自然に恵まれている甲賀市。大阪・名古屋から100km圏内にあり、市内を東西に横断する新名神高速道路には3ヶ所のICを持つなどアクセスにも恵まれ、 近隣の京都や大阪へも気軽におでかけができる便利な地域です。
甲賀市といえば、『甲賀流忍者』や狸の置物でおなじみの『信楽焼』が有名。江戸時代には東海道の宿場町や城下町として繁栄した歴史のある街です。
組み立て工場
エアゾールバルブの生産工場です。
マウンテンキャップ、パッキン、ステム、ステムラバーなどの部品を組み立てることでバルブが出来上がります。
関西方面向けとしてS13バルブ、G18バルブをメインで生産しています。 生産量は20万本/日です。
【設備】
S13バルブ組立機 2ライン
G18バルブ組立機 1ライン
ステム組完機 2台
G18パイプ嵌合機 1台
成形工場
エアゾール製品に用いられるボタンや外装品の生産工場です。
プラスチック材料を高温で溶かし、高速・高圧で金型に流し込んだ後、冷やして固める射出成形によって作られます。1日におよそ100万個生産されています。
【設備】
75t成形機 4台
50t成形機 8台
50t竪型成形機 1台
樹脂を流し込み成形するための金型 温度、圧力、時間、樹脂量などの細かな成形条件を設定します
太陽光発電システム
2022年3月より太陽光発電システムの稼働がスタートしました。
発電された電力は全て自社工場で使用しているため、電力消費によるCO2排出量を削減することが可能です。
工場屋根上に最大出力315Wのパネルが379枚設置されています。これにより年間で138,708 kWhの発電量となる予測です。
滋賀工場では太陽光発電以外にも
・段ボールの材質を古紙含有率の高いグレードに変更
・梱包用の袋を高強度PEに変更することでの樹脂量削減
などの環境配慮への取り組みを行っています。
滋賀工場の様子やどんなものを作っているのか、少しでも知っていただけましたか?
他拠点の紹介はこちらから!(随時追加予定です。)