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シリコンオイルフリーによる安全・安心な製品づくり

私たちミタニは、お客様にとって安全・安心な製品づくりに取り組んでいます。その一環で行っているのが、自社製品のシリコンオイルフリー化です。しかし、なぜシリコンオイルを使わない方がよいとされているのでしょうか?


シリコンオイルとは?

シリコンオイルは、その名の通りシリコンから作られた油です。シリコンはオイルやゴム、プラスチックなどさまざまな形で使われている多機能な材料で、私たちの日々の暮らしを支えています。

シリコンオイルは一般的に無色透明な液体で、次のような優れた特徴があります。

・ 温度による粘度の変化が少ない
・ 耐熱性や耐寒性が高い
・ 化学的に安定している
・ 表面張力が小さくて広がりやすい

これらの特徴を生かして、シリコンオイルは潤滑剤として幅広く利用されています。

私たちが作っているポンプスプレー製品にとっても、シリコンオイルは欠かせない存在でした。ポンプスプレー製品では、摺動性(滑りやすさ)を高めるために内蔵部品にシリコンオイルを塗布するのが一般的で、それによって高品質な噴霧が実現していました。


なぜシリコンオイルフリーが安全・安心?

シリコンオイルは生体に対して安全性が高く、大量に摂取しない限りはほとんど無害であるとされています。直接皮膚に付着しても人体への影響がほとんどないため、基本的には安全な物質として利用されてきました。

しかし、シリコンオイルは医薬品などに含まれる一部の成分との相性が悪いことが分かっています。シリコンオイルが溶出することで何らかの悪影響を及ぼす可能性があるので、間違いなく安全とは言い切れないのが現状です。

私たちは、全ての方に全てのシーンでミタニ製品を安心してご使用いただきたいと考えています。そこで、シリコンオイルを使わなくても高品質を保てるように工夫を重ねてきました。

NEW Tシリーズ(T-305/T-505/T-705/T-1005 CORE)

シリコンオイルフリーを実現したミタニ製品

ミタニでは、人体や環境に優しい商品設計を目指しており、これまでにさまざまな製品でシリコンオイルフリーを実現してきました。シリコンオイルを使わずに製品の品質を保つのは難しいことではありますが、私たちはこれからも、可能な製品からシリコンオイルフリー化を進めていきます。お客様に安心して使っていただける、ミタニ製品の一部をご紹介します。

大型トリガーポンプ「T型シリーズ」

ミタニのロングセラー商品である大型トリガーポンプ「T型シリーズ」は、全面的なリニューアルによって環境配慮型の製品に生まれ変わりました。シリコンオイルフリーだけでなく、VOC(揮発性化学物質)の含まれるPOMの不使用やプラスチック使用量の削減も行っています。

香水ビン「LUNEX」

香水ビン「LUNEX」は、分別・廃棄がしやすい構造をしたリサイクル対応の製品です。内容物への影響を考えてシリコンオイルフリーを実現しており、繊細な香りへの影響を極力抑えられるように工夫しています。



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LPガスが環境に優しい
クリーンエネルギーとして注目される理由

私たちミタニが作っているエアゾール製品の噴射剤として欠かせないLPガス。そのLPガスが、環境に優しいクリーンエネルギーとして注目されているのを知っていますか?

今後、地球温暖化を中心とした環境問題への取り組みが求められていく中で、LPガスの活用が解決策の一つになる可能性があります。今回は、LPガスの基礎知識から環境に優しいと言われている理由までをまとめて解説します。


そもそもLPガスとは?

LPガスの正式名称は「Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)」ですが、日本では一般的に、略称であるLPガスやLPGと呼ばれています。

LPガスはプロパンやブタンを主成分とする化石燃料で、常温かつ通常の気圧では気体として存在しています。主成分がプロパンの場合は「プロパンガス」とも呼ばれますが、この呼び方の方が耳なじみがあるという人も多いのではないでしょうか。

一般的に、LPガスは液体に変化させた状態で運搬・保管します。その理由は、液体にした方が気体の時よりも体積が小さくなり、運搬・保管の効率が良くなるためです。圧力をかけたり、冷却したりすることで簡単に液化できるのがLPガスの特徴で、液化すると体積が約1/250にまで圧縮されます。液体になったLPガスはボンベに入れられて私たちの手元に届けられ、気体に戻してから使用されることになります。


LPガスは何に使われている?

LPガスは以下に示したように、私たちの身の回りの至るところで活用されています。

・ 家庭用のガスコンロやカセットコンロ
・ ガス給湯器
・ ビルなどの業務用空調機器(ガスヒートポンプ)
・ レストランなどの業務用厨房機器
・ タクシーやトラックなどのLPガス自動車
・ 工業用エネルギー
・ 火力発電の燃料
・ エチレンやプロピレンなどの化学製品の原料
・ エアゾール製品の噴射剤


LPガスが環境に優しい5つの理由

すでに私たちの生活に欠かせない存在となっているLPガスですが、さまざまな環境問題に貢献する環境に優しいエネルギーとして、改めて注目が集まっています。最近では、2021年8月9日に公表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第6次評価報告書の中で、LPガスが環境に与える負荷は非常に小さいということが明らかにされました。

環境問題への取り組みは全世界共通の課題であり、今後LPガスの活用がさらに進む可能性が高まっています。では、なぜLPガスは環境に優しいと言われているのでしょうか。5つの理由に分けてご紹介します。

CO2排出量が少ない

LPガスには、石油や石炭といったほかの化石燃料に比べて燃焼時のCO2排出量が少ないという特徴があります。CO2排出係数という指標では、原油を1.00とした場合にLPガスは0.86であり、ガソリン(0.99)や灯油(0.98)などに比べて約10%も少ないことが明らかになっています。

また、LPガスは燃焼する時だけでなく、生産・輸送段階でのCO2排出量も少ないエネルギーです。たとえば、輸送段階のLPガスは液体化して体積を圧縮した状態で小さいボンベなどに入れられているので、大量のLPガスであっても効率よく輸送できます。

このように、LPガスは生産から消費までのすべての過程でCO2排出量が少ないクリーンなエネルギーとして広く認識されています。

LPガス自体がクリーン

上述したIPCCの第6次評価報告書では、LPガス自体のクリーンさがGWP(地球温暖化係数)という指標を元に明かされています。GWPとは、炭酸ガス(二酸化炭素)を基準にしてほかの温室効果ガスがどれだけ地球を温暖化させるかを表したものです。同報告書では、炭酸ガスのGWPを1とした場合に、LPガスの主成分であるプロパンのGWPは0.02、ブタンのGWPは0.006と極めて小さいことが示されました。GWPの計算方法は世界的に統一されておらず、IPCCの報告書でも毎回数値が変わるものではありますが、LPガスが地球温暖化に与える影響がごくわずかであることは明確です。

ブラックカーボンの排出量が少ない

地球温暖化を引き起こす物質は、CO2のような温室効果ガスだけではありません。ブラックカーボンと呼ばれる微粒子も、温室効果ガスに次ぐ地球温暖化の原因の一つとされています。ブラックカーボンの代表例は物質が燃焼した際に発生するススですが、LPガスはススの発生量も少ないという特徴があります。

少量で多くのエネルギーを生み出せる

LPガスの特徴の一つに、発熱量の高さがあります。たとえば、同じく環境に優しいエネルギーとして注目されている都市ガスと比較すると、LPガスは約2.2倍の熱量を持っています。つまり、同じ量のお湯を沸かす場合に、LPガスは都市ガスの半分のガス量しか消費しないということです。

酸性雨やオゾン層破壊の原因にもならない

石油や石炭を燃焼させると、酸性雨の原因となる二酸化硫黄や窒素酸化物も排出されます。しかし、LPガスはこれらの物質をほとんど排出しません。また、地球を有害な紫外線から守っているオゾン層を破壊するフロンガスの代替材料としても、LPガスはよく利用されています。かつてのエアゾール製品にはフロンガスが噴射剤として使われていましたが、今ではLPガスへの置き換えが進んでいます。


ミタニのモノづくりにも欠かせないLPガス

私たちミタニが作っているエアゾールスプレーでは、噴射剤としてLPガスを使用しています。

消臭剤や殺虫剤、日焼け止めスプレーなどに幅広く利用されているエアゾールスプレーの材料として環境に優しいLPガスを採用することで、ミタニは環境に優しいモノづくりを行っていきます。

知ってますか?エアゾールスプレー?シリーズでは、エアゾールスプレーについて紹介しています。私たちの身の回りに実はたくさんある「エアゾール」について詳しく見ていきませんか?

私たちはほかにも、再生可能エネルギーの導入やプラスチック使用量の削減、環境配慮型プラスチックの採用など、環境問題を意識したさまざまな取り組みを進めてきました。環境に優しい企業を目指す私たちの取り組みを、のぞいてみていただければ幸いです。


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ミタニがPOMフリーに取り組む理由

私たちは、「サステナブルをミタニから」を目標に掲げて持続可能な社会活動に取り組んでいます。その取り組みの一つとして行っているのが、自社製品のPOMフリー化です。


POMはどんな材料?

POM(ポリアセタール)はプラスチック素材の一種です。プラスチック素材には熱可塑性と熱硬化性の2種類がありますが、POMは熱可塑性に分類されます。熱可塑性のプラスチックはよくチョコレートに例えられますが、熱を加えると軟らかくなり、冷えると硬くなるという性質を持ちます。この性質によって、加工やリサイクルがしやすいことがPOMのメリットの一つです。

また、POMはエンジニアリングプラスチックに分類されます。エンジニアリングプラスチックは、一般的なプラスチックに比べて強度や耐熱性などが高く、優れた性能を持つ素材です。POMは5大エンジニアリングプラスチックに数えられるほどメジャーな素材であり、優れた耐摩耗性と強度を持ちつつコストパフォーマンスも良いことから、幅広い用途で使われています。

プラスチック素材の分類

ミタニはなぜPOMフリーに取り組むの?

POMは優れた耐摩耗性と強度を持っており、同じ動作を何度も繰り返しても壊れにくいという特徴があります。この特徴はポンプの材料に適しているため、かつてはミタニ製品にもPOMが使用されていました。

しかし近年、POMに含まれるホルムアルデヒドの有害性が指摘されるようになりました。

ホルムアルデヒドはVOC(揮発性化学物質)の一種で燃やすと鼻を突く匂いを放出し、人の目や鼻を刺激して人体に悪影響を及ぼします。また、ホルムアルデヒドには発がん性の懸念もあることから、規制や注意喚起が行われています。

ミタニでは、全ての方に全てのシーンでミタニの製品を安全にご使用いただきたいと考え、POMフリーへの転換を積極的に進めています。


POMフリーを実現したミタニ製品

ミタニでは、人体や環境に優しい商品設計を目指して自社製品の素材や構造の見直しを行っています。これまでに新製品は もちろん、既存の製品に対してもPOMフリー化を進めてきました。POMフリーによって人体への安全性を確保したミタニ製品の一部をご紹介します。

香水ビン「LUNEX」

香水ビン「LUNEX」は、ガラス瓶とポンプ部分が簡単に分解できる新機構によって分別・廃棄がしやすいリサイクル対応の製品です。ポンプ部品はPOMフリー化を実施しており、人体に優しいPP材へ置き換えた新設計の機構を採用しています。

大型トリガーポンプ「T型シリーズ」

大型トリガーポンプ「T型シリーズ」は、1990年にミタニが開発したロングセラー製品ですが、2021年7月に環境配慮型の製品としてリニューアルを行いました。POMフリー化はもちろん、シリコンオイル不使用や使用するプラスチック量を8%削減したりと、モノづくり企業として可能なことから取組を行っています。

エアゾールバルブ BOV(Bag on Valve)

BOVは噴射剤に窒素ガスを使用し、安全性を高め環境負荷を低減させます。原液と噴射剤の二重構造で構成されているため、原液と金属(バルブや缶)との接触が非常に少く、とても衛生的で化粧品や医療品に利点となります。POM不使用、フタル酸フリーのラバーと環境配慮樹脂を採用しています。


ミタニではPOMフリー化はもちろん
環境配慮型プラスチックの積極的な採用も行っています。


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ミタニの再生可能エネルギー

2030年までのSDGsの達成や、2050年までのカーボンニュートラルの達成に向けて、企業による環境に優しい取り組みが活発に行われています。その中でも代表的な取り組みの一つが、再生可能エネルギーの導入です。環境に優しいモノづくりを目指している私たちも、再生可能エネルギーの導入を進めてきました。

これからの時代のキーワードである再生可能エネルギーですが、どんな種類があるかや、日本での導入状況がどの程度なのかはご存じでしょうか?

今回は、私たちと一緒に再生可能エネルギーについての知識を深めてみましょう。


再生可能エネルギーとは?

再生可能エネルギーは、資源が枯渇せずに繰り返し利用できるエネルギーを指す言葉です。
再生可能エネルギーの主な特徴として、次の3つの要素が挙げられます。

再生可能エネルギー3つの特徴

資源が枯渇しないこと

現在使われているエネルギーのほとんどは、石油や石炭、天然ガスといった化石燃料を燃やして生み出されています。しかし、化石燃料はいつかは枯渇してしまう有限な資源であり、再生可能エネルギーではありません。

私たちの住む地球には、太陽光・風力・水力・地熱といった自然が生み出すエネルギーがたくさんあります。エネルギーによっては一時的に枯渇することもありますが、自然の活動などによって再生するので、なくなることはありません。

どこにでも存在すること

化石燃料の多くは採れる場所が限られています。特に日本は化石燃料が乏しいので、ほとんどを海外からの輸入に依存しています。エネルギーの安定供給という課題に加えて、輸送によって発生する温室効果ガスの問題もあります。

しかし、再生可能エネルギーは自然のエネルギーを使用しているので、あらゆる場所でエネルギー源を調達できます。立地によって向き不向きはあるものの、利用する場所の近くでエネルギーを生み出しやすいのが特徴です。

温室効果ガスを排出しないこと

化石燃料を燃やしてエネルギーを得る際には、大量の温室効果ガスが発生します。温室効果ガスは地球温暖化を始めとする気候変動の主な原因になっているので、削減しなければなりません。

しかし、太陽光・風力・水力・地熱といった再生可能エネルギーでは温室効果ガスは発生しないか、発生したとしても少量に抑えられます。そのため、化石燃料で生み出すエネルギーから、再生可能エネルギーへの置き換えが急がれているのです。


再生可能エネルギーにはどんな種類がある?

資源エネルギー庁によると、再生可能エネルギーには次のような種類があります。

今回は、日本で主に導入されている5つの再生可能エネルギーについて簡単にご紹介します。

日本で導入されている再生可能エネルギー

1. 太陽光発電

太陽光発電は、太陽の光をエネルギーとして直接電気を生み出す発電方法です。既存の建物の屋根や壁といった未使用のスペースを有効活用でき、導入コストも比較的安いため、企業や家庭でも導入しやすいのが特徴です。一方で、発電量が天候に大きく左右されるのがデメリットといえます。

三谷バルブ茨城工場 太陽光パネル

2. 風力発電

風力発電は、自然の風を利用して風車を回し、電気を生み出す発電方法です。太陽光発電に比べると発電効率が高く、昼夜を問わず発電できます。しかし、設置場所に制限があることや導入コストの高さから、企業での導入は難しいことが多いでしょう。日本では、洋上で風力発電を大規模に行って電力を供給することが検討されています。

3. 水力発電

水力発電は、水の流れを利用して水車を回し、電気を生み出す発電方法です。ダムでの大規模な発電が一般的ですが、河川や上下水道で発電するマイクロ水力発電(小水力発電)という方式もあります。水力発電は電気を安定的に生み出せますが、風力発電と同じく導入コストが課題でした。今後マイクロ水力発電が普及すれば、導入しやすくなるかもしれません。

4. 地熱発電

地熱発電の方式は大きく2種類あります。1つは、地下にある高温の蒸気を利用して発電用のタービンを回し、電気を生み出す方式で、もう1つは、温泉の熱を利用する方式です。いずれも火山国である日本ならではの発電方法であり、安定した電力供給が行えます。ただし、ほかの再生可能エネルギーに比べると発電できる立地がかなり限られるのがデメリットといえます。

5. バイオマス発電

バイオマスとは、動植物から生まれた生物資源のことです。たとえば、不要になった木材や穀物などがバイオマスの例として挙げられます。バイオマス発電では、バイオマスを燃やしたり、ガス化したりして電気を生み出します燃やすと温室効果ガスが発生してしまいますが、バイオマスは成長途中に温室効果ガスを吸収しているので、実質的に排出量がゼロ(カーボンニュートラル)とみなされています。


日本の再生可能エネルギーの導入状況

資源エネルギー庁が公表している資料によると、2018年度の日本の再生エネルギー電力比率は17%でした。また、2030年度の再生エネルギー比率を22〜24%まで延ばす目標も示されています。内訳は次のとおりです。

SDGsやカーボンニュートラルといった目標を考えると、再生可能エネルギーの比率はまだまだ延ばす必要があるといえるでしょう。政府主導の取り組みはもちろんですが、私たちのような企業の取り組みも重要になると考えています。


ミタニはどんな取り組みをしていくの

茨城工場 太陽光パネル完備、食堂付きの事務所棟 (2021年9月完工)
茨城工場 駐車場に設置されている太陽光パネル (撮影:2021)

私たちミタニは、エアゾールバルブやディスペンサーポンプなどのメーカーとして、環境に優しいモノづくりを目指しています。再生可能エネルギーを導入してモノづくりによる消費電力をクリーンにしようと考え、茨城工場敷地内に太陽光パネルを設置しました。工場での消費電力によるCO2排出量を年間10%(約65トン)削減することを目標に、取り組みを進めていきます。



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2050年までの達成を目指す
「カーボンニュートラル」とは?

2020年10月の「2050年カーボンニュートラル宣言」以降、カーボンニュートラルという言葉をよく聞くようになりました。カーボンニュートラルの達成は非常に難しい目標ですが、私たちミタニも少しでも貢献したいと思い、取り組みを進めています。

カーボンニュートラルについての理解を深め、私たちと一緒に達成を目指してみませんか?


カーボンニュートラルとは?

カーボンニュートラルとは、CO2の排出量と森林などによる吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることです。地球規模の課題である地球温暖化の解決に向けて、120以上の国と地域がカーボンニュートラルの達成を目指しています。

CO2は地球温暖化の主な原因となる温室効果ガスであり、石油や石炭などの化石燃料からエネルギーを作る際に多く排出されています。18世紀半ばに起こった産業革命をきっかけに人間は化石燃料を大量に消費するようになり、CO2が大量に排出されてきました。

2021年8月9日に公表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第6次報告書では、世界の平均気温は産業革命前に比べると平均で1.09℃上昇しており、2040年までに1.5℃まで上昇する可能性が高いことが示されました。また、同報告書では人間の影響が大気、海洋および陸域を温暖化させてきたこと、地球温暖化を制限するためにはカーボンニュートラルの達成が必要であることなども報告されています。

CO2は植物の光合成などによって吸収される以外にも、「CCU」や「CCUS」と呼ばれる回収技術を使って除去できます。しかし、現在はCO2の排出量の方が吸収量・除去量の合計よりも圧倒的に多い状況です。CO2の排出量を減らしながら吸収量・除去量を増やしていき、ニュートラル(中立)を目指すというのが、カーボンニュートラルの基本的な考え方になります。


日本による
「2050年カーボンニュートラル宣言」

2020年10月の臨時国会で、菅総理は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。

・・・

資源エネルギー庁によると、2021年1月20日時点で日本を含む124ヶ国と1地域が2050年までのカーボンニュートラル達成を表明しています。2060年までの達成を表明した中国も含めると全世界の約3分の2を占めており、カーボンニュートラルの達成は世界共通の目標だといえるでしょう。

しかし、2050年までのカーボンニュートラルは並大抵の努力では実現できません。政府は目標を達成すべく、さまざまな戦略を策定しています。カーボンニュートラルに関連する戦略の一部をご紹介します。

カーボンニュートラルに関する戦略

2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略

グリーン成長戦略とは、経済と環境の好循環を作っていく産業政策です。2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、今後産業として成長が期待され、なおかつ温室効果ガスの排出を削減する取り組みが不可欠と考えられる14の分野を設定し、各分野の民間企業への支援を行います。

地域脱炭素ロードマップ 
〜地方からはじまる、次の時代への移行戦略〜 

カーボンニュートラルの達成に向けて、脱炭素を段階的に広げていく戦略です。2020年から2025年までは100ヶ所以上の脱炭素先行地域で重点的な対策を行い、2030年までにその地域を全国に広げていきます。最終的には、2050年を待たずに全国の地域社会で脱炭素達成を目指します。


【業種別】CO2排出量の紹介

カーボンニュートラルを達成するためには、CO2排出量を減らしながら、植林をして吸収量を増やしたり、回収技術による除去量を増やしたりする必要があります。ただし、吸収量・除去量を増やすのは時間がかかるので、まずはCO2排出量を減らしていかなくてはなりません。

資源エネルギー庁によると、2018年時点の日本の温室効果ガス排出量は約12.4億トンであり、そのうち85%はエネルギー起源のCO2排出量が占めています。エネルギー起源のCO2排出量の内訳は次の通りです。

業種ごとで個別にCO2排出量の削減に取り組むのはもちろんですが、各業種は深く結びついているため、全体を考慮した取り組みも求められます。私たち一人ひとりの行動がカーボンニュートラルの達成につながると考えて、積極的に取り組んでいきましょう。


政府が導入する
「カーボンプライシング」とは?

カーボンニュートラルの達成に達成に向けた取り組みの中で、注目を集めているのがカーボンプライシングという仕組みです。CO2を排出する企業などの行動を変えることが目的で、次のような種類があります。

カーボンプライシングの種類

1)炭素税

CO2排出量に応じた課税を行う仕組み

2)国内排出量取引

企業ごとに排出量の上限を定めて、超過する企業と下回る企業の間で排出量を売買する仕組み

3)クレジット取引

CO2削減に価値を付けて、企業間で取引を行う仕組み

4)炭素国境調整措置

輸入時にCO2分の価格差を事業者に負担してもらう仕組み

2021年9月現在、政府はカーボンプライシングの導入に向けた制度設計を検討しています。今後本格的に導入されれば、私たち企業の取り組みはさらに加速していくでしょう。

▸カーボンプライシングについて詳しくはこちら
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「1.5℃上昇」に伴う危険!
IPCCの第6次報告書を読み解く

2021年8月9日に公表されたIPCCの第6次評価報告書は、「人間の影響が大気、海洋および陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。」と断定したことで大きな話題を呼びました。この報告書では、地球温暖化に伴って引き起こされる将来ありうる気候や、それらを防ぐためにはCO2排出量の削減に取り組む必要があることなども述べられています。

私たちはこの報告書で述べられた事実を受け止めて、少しずつでも環境に優しい行動を取らなくてはならないと考えています。IPCCとはなにか、第6次評価報告書でどのようなことが述べられているのか、私たちと一緒に学んでみませんか?


IPCCとは?

IPCCは「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)」の略称です。世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)によって1988年に設立された政府間組織であり、2021年8月時点で195の国と地域が参加しています。

IPCCの目的は、各国の気候変動に関する政策に科学的な基礎を与えることです。世界中の科学者の協力の下、出版された文献(科学誌に掲載された論文など)に基づいて定期的に報告書を作成しており、気候変動に関する最新の科学的知見に基づく評価を提供しています。

IPCCには、3つの作業部会と1つのタスクフォースが置かれています。それぞれの役割は以下の通りです。

WG1(第1作業部会)

気候システム・気候変化の自然科学的根拠についての評価

WG2(第2作業部会)

気候変動に対する社会経済・自然システムの脆弱性、気候変動がもたらす影響、気候変動への適応のオプションについての評価

WG3(第3作業部会)

温室効果ガスの排出削減など、気候変動の緩和のオプションについての評価

TFI(国別温室効果ガス目録タスクフォース)

温室効果ガスの国別排出目録作成手法の策定、普及および改定

IPCCはこれまでに5回の評価報告書を公表しており、現在は第6回の評価報告書が作成されています。2021年8月9日に公表されたIPCCの第6次評価報告書は、上述したWG1(第1作業部会)による報告書に当たります。今後は残りの作業部会の報告書や統合報告書が作成・公表されていく予定です。

※参考:https://www.env.go.jp/press/109850/116630.pdf


IPCCによる第6次評価報告書の概要

では、IPCCのWG1による第6次評価報告書では、どのようなことが述べられていたのでしょうか。環境省のホームページで公表されている資料を基に、要約してご紹介します。

1.気候の現状について

人間の影響が大気、海洋および陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。大気、海洋、雪氷圏および生物圏において、広範囲かつ急速な変化が現れている。
人間の影響による気候変動は、世界中の全ての地域で、多くの気象および気候の極端な現象にすでに影響を及ぼしている。例として、熱波、大雨、干ばつ、熱帯低気圧などが挙げられる。

2.将来ありうる気候

世界の平均気温は、少なくとも21世紀半ばまでは上昇を続ける。今後数十年の間にCO2を始めとする温室効果ガスの排出量が大幅に減少しない限り、21世紀中に地球温暖化は1.5℃および2℃を超える。
地球温暖化の進行に伴って、気候システムの多くの変化が拡大する。例として、極端な高温、海洋熱波、大雨、農業および生態学的干ばつ、強い熱帯低気圧の割合、北極圏の海氷・積雪・永久凍土の縮小などが挙げられる。

3.リスク評価と地域適応のための気候情報

地球温暖化の進行に伴って、全ての地域において気候的な影響駆動要因(CIDs)の同時多発的な変化が増加すると予測される。

4.将来の気候変動の抑制

地球温暖化を特定のレベルに制限するには、CO2の累積排出量を制限し、少なくともCO2正味ゼロ排出(カーボンニュートラル)を達成し、他の温室効果ガスも大幅に削減する必要がある。

※参考:https://www.env.go.jp/press/109850/116628.pdf

第6次報告書の中では、産業革命後の地球全体の気温の上昇幅が平均で1.09℃であることが示されています。また、今後温室効果ガスの排出を最も少なく抑えられたとしても、2021〜2040年の間に1.5℃上昇する可能性が50%以上あることも示されました。


気温が1.5℃上昇すると聞いても、ピンと来ない方も多いでしょう。しかし、気温が1.5℃上昇してしまうと私たちの生活にも大きな影響があります。たとえば、産業革命前は50年に一度しか起こらなかったレベルの熱波が、5〜6年に一度発生するようになります。また、極端な大雨の発生率が1.5倍になり、雨量も約10%増加して甚大な被害が出やすくなります。

約1℃上昇している現在であっても、ニュースなどを見ていると、「記録的な猛暑」や「数十年に一度の大雨」が毎年のように発生していると感じないでしょうか。地球温暖化を食い止めなければ、今後は地球全体がより厳しい気候になってしまうと予想されています。


気候変動を抑制するための取り組み
「カーボンニュートラル」とは?

第6次報告書では、将来の気候変動を抑制するためにCO2排出ゼロ(カーボンニュートラル)を達成する必要があると述べられています。

カーボンニュートラルとは、CO2の排出量と森林などによる吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることです。日本は2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指すことを表明しており、達成に向けたさまざまな施策が政府によって検討されています。

カーボンニュートラルを達成するためには、政府主導の施策だけでなく、私たちのような企業の積極的な取り組みや、消費者の意識を変革することが不可欠です。私たちミタニは、環境に優しいモノづくりによってカーボンニュートラルの達成に貢献したいと考えています。


ミタニはどんな取り組みをしていくの?

私たちミタニは、事業を通じてカーボンニュートラルの達成に貢献すべく、さまざまな取り組みを始めています。実際にどのような取り組みをしているのか、のぞいてみませんか?

BOV (Bag on Valve)
環境にやさしいエアゾール

BOVは欧米を中心に世界の医療品、化粧品、食品業界のあらゆる業界の問題を解決しています。不可燃性の圧縮窒素ガスを採用しており、可燃性ガスを使わないことでCO2排出量を削減しています。
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海外自社工場での一貫生産体制

世界4カ国に12の拠点を持っており、ワールドワイドにモノづくりを行っています。最適な地域でモノづくりを行うことで、原材料や製品の輸送回数と輸送距離を抑えられる場合があり、CO2排出量の削減に貢献しています。
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環境配慮型プラスチックは、なぜ「環境に優しい」?

地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題など、プラスチックにまつわる環境問題が注目を集めています。しかし、プラスチックは現代社会で幅広く使用されており、プラスチックを全く使わないというのは現実的ではありません。私たちのようなモノづくり企業にできることは、なるべく環境に配慮したプラスチックを使って環境に優しいモノづくりをすることだと考えています。では、環境に配慮したプラスチックとは一体どのようなものでしょうか?


1. 再生プラスチック

再生プラスチックとは、一度使用して廃棄されたプラスチックを再利用して作られたプラスチックのことです。環境配慮型プラスチックの中では最も歴史が古く、すでに多くの製品が再生プラスチックから作られています。

再生プラスチックを作る技術としては、「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」の2つが主流です。

マテリアルリサイクル

マテリアルリサイクルは、使用済みのプラスチックをそのまま原料にして新しい製品を作る技術です。たとえば、使用済みのペットボトルは分別回収された後に選別され、粉砕、洗浄、異物除去などの工程を経てフレークやペレットと呼ばれる再生プラスチックの形に生まれ変わります。この再生プラスチックから、トレイやフィルムなどの別のプラスチック製品が作られたり、繊維の形に変えて衣類が作られたりしているのです。ただし、マテリアルリサイクルで作られた再生プラスチックは新品に比べると品質が低下する傾向にあり、用途が限定されるというデメリットもあります。

ケミカルリサイクル

もう一つのケミカルリサイクルは、使用済みのプラスチックを化学的に分解して石油原料やモノマーまで戻し、新品と同等のプラスチック原料にする技術です。マテリアルリサイクルよりも新しい技術であり、種類の異なるプラスチックが混在していたり、異物や汚れがあったりしてもリサイクルできるという優れた特徴を持っています。ケミカルリサイクルの技術が発達したことで、使用済みペットボトルからペットボトルを作る「ボトルtoボトル」が実現し、話題になりました。


2. 生分解プラスチック

生分解プラスチックとは、使用中は通常のプラスチックと同じように使えて、使用後は自然界の微生物によって分解されて自然に還るプラスチックです。通常のプラスチックは人間が焼却するなどして処分しなければ分解されず、半永久的に自然の中に残り続けてしまいます。このプラスチックの特徴が、海洋プラスチックごみなどの問題を引き起こしているのです。

生分解プラスチックは、土壌や海中に存在する微生物によって最終的には水と二酸化炭素にまで分解されるため、自然環境への負荷が少ない材料として導入が進んでいます。特に、ワンウェイプラスチックなど使い捨てされやすい製品の材料を生分解プラスチックに置き換える動きが活発です。ほかにも、釣り糸や漁網といった自然に流出する可能性が極めて高い製品には、優先的に生分解プラスチックが導入されています。

深刻化する海洋プラスチックごみ問題や気候変動問題などへの対応を目的として、2021年6月4日 「プラスチック資源循環促進法」が成立しました。


3. バイオマスプラスチック

バイオマスプラスチックとは、生物由来の資源を原料にしたプラスチックのことを指します。現在は、サトウキビやとうもろこし、樹木といった植物を原料にしたものがよく使われています。生物由来であるがゆえに自然に還るものが多く、上述した生分解プラスチックと混同されがちですが、バイオマスプラスチックであっても自然に還らないものもあるので、両者は明確に区別されています。

バイオマスプラスチックは、通常のプラスチックのように石油を原料として使用していないため、枯渇する心配がないことが大きな特徴です。また、原料となる植物が育成過程で二酸化炭素を吸収していることから、製造過程や焼却処分時に二酸化炭素を排出しても二酸化炭素の増減に影響を与えません。この考え方は「カーボンニュートラル」と言われており、地球温暖化の抑制に貢献することができます。


ミタニの製品と環境配慮型プラスチック

私たちミタニは、すべての地球市民にとって最大のテーマである環境に配慮した製品づくりに積極的に取り組んできました。私たちが製造しているエアゾールバルブやディスペンサーポンプの材料として環境配慮型プラスチックを積極的に採用し、環境に優しいモノづくりを続けています。

サトウキビをポンプに変える
【ディスペンサーポンプ 】Z-1000-C

ディスペンサーポンプ Z-1000-Cの外装品の材料として、サトウキビからできたバイオマスプラスチックであるグリーンポリエチレンを採用しました。製造過程での二酸化炭素の排出量を抑えられるだけでなく、リサイクルも可能なため、環境に配慮した製品になっています。
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カッコよくて地球にやさしい
【エアゾールバルブ】SWAYK

スワイクのアタッチメントは完全プラスチック製であるためリサイクルが容易です。キャップのような取り外し可能なパーツがなく一体型なので、パーツの意図しない紛失によるマイクロプラスチックゴミの飛散がありません。
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プラスチックリサイクルシステム
「ミクスチャーサイクル」

ミタニでは、プラスチック部品を成形するときに発生するロス材を再利用できる取り組み「ミクスチャーサイクル」を始めました。社内リサイクルシステムを構築して、貴重なプラスチック資源を使い捨てることなく有効に活用できるようにしています。
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エアゾールバルブ/Aerosol Valve ディスペンサーポンプ/Dispenser Pumps サステナブル/Sustainable

プラスチック資源循環促進法、知っていますか?

2021年6月4日に国会で成立した「プラスチック資源循環促進法」。どのような法律か知っていますか?

コンビニや飲食店などでの使い捨てスプーンやフォークの有料化が話題になりましたが、それはプラスチック資源循環促進法のほんの一部を切り取ったに過ぎません。私たちの日々の生活や企業活動に大きく影響する、プラスチック資源循環促進法について学んでいきましょう。

<目次>
プラスチック資源循環促進法って?
プラスチック資源循環促進法でなにが変わるの?
ミタニはどんな取り組みをしていくの?

プラスチック資源循環促進法って?

プラスチック資源循環促進法は、2021年6月4日に国会で成立した新しい法律です。深刻化する海洋プラスチックごみ問題や気候変動問題などへの対応を目的としたもので、プラスチック製品の設計から廃棄物処理までに関わるあらゆる自治体や事業者が対象になっています。

プラスチック資源循環促進法を簡単にまとめると、プラスチックを扱う各自治体や事業者が「3R+Renewable」を意識した取り組みを進める仕組みをつくるための法律です。「3R+Renewable」は、貴重な資源を循環させてサステナブルな社会を目指す上でのキーワードなので、ぜひ覚えておいてください。

3R+Renewable

Reduce:ごみの発生を減らす
Reuse:使い捨てにせず、繰り返し使う
Recycle:貴重な資源として再利用する
Renewable:再生可能な資源に置き換える

プラスチック資源循環促進法は2022年に施行される予定で、各自治体や事業者はこの法律へ対応するための取り組みを進めていく必要があります。


プラスチック資源循環促進法で
なにが変わるの?

プラスチック資源循環促進法では、次の5つの事項に対する具体的な措置が盛り込まれています。

1.環境配慮設計指針の策定
2.ワンウェイプラスチックの使用の合理化
3.市区町村の分別収集、再商品化の促進
4.製造・販売事業者等による自主回収の促進
5.排出事業者の排出抑制・再資源化の促進

それぞれどのような内容か、詳しくみてみましょう。

環境配慮設計指針の策定

国が「3R+Renewable」を意識した環境配慮設計に関する指針を決め、指針に適合した製品であることを認定する仕組みが設けられます。プラスチック製品のメーカーは、この指針に沿って製品設計や製造をすることが求められます。
また、認定された製品を国が優先的に調達したり、リサイクル材を使うための設備を導入するときに支援が行われたりします。

ワンウェイプラスチックの使用の合理化

コンビニや飲食店などで提供される使い捨てスプーンやフォークのようなワンウェイプラスチックを削減する仕組みが設けられます。具体的には、ワンウェイプラスチックの有料化、木材などの代替材料への置き換え、受け取らなかった顧客へのポイントの付与、といった措置を取ることが検討されています。
また、ワンウェイプラスチックを多く提供しており、かつ削減に取り組まない事業者への勧告・公表・命令などの措置も盛り込まれる予定です。

市区町村の分別収集、再商品化の促進

各自治体によるプラスチック資源の分別収集を促進するために、容器包装リサイクル法という既存の法律と同じ仕組みを使った再商品化を可能にします。また、再商品化する事業者との連携を促進する仕組みも盛り込まれることになっています。

製造・販売事業者等による自主回収の促進

プラスチック製品の製造・販売事業者が使用済みの製品を自主回収し、リサイクルしやすくする仕組みを構築します。通常は廃棄物処理法に基づく認可を必要としますが、認定された事業者であれば認可が不要になります。

排出事業者の排出抑制・再資源化の促進

プラスチックごみを排出する事業者が排出量を抑えたり、リサイクルに取り組んだりするための基準を策定します。プラスチックごみを大量に排出しており、かつ改善にも取り組まない事業者への勧告・公表・命令などの措置も盛り込まれる予定です。
また、認定を受ければ廃棄物処理法に基づく認可なしでもリサイクルを実施できるようにすることで、排出事業者がプラスチック資源を有効活用するように促します。

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ミタニが進める働き方改革

企業で働く方で、「働き方改革」という言葉を知らない人はいないでしょう。取り組んでいる内容や進捗状況は異なるものの、いまやほとんどの企業が何らかの形で働き方改革を進めていると思います。

働き方改革は日本固有の取り組みではありません。SDGsで掲げられている国際的な目標とも密接に関わっており、持続可能な社会を実現するために欠かせない取り組みです。私たちミタニも、社員一人ひとりの人生を豊かにすることを目標にして働き方改革を推進しています。

働き方改革って?なぜ必要なの?

働き方改革は、2018年に「働き方改革関連法」が成立したことで一気に世の中に広まりました。まずは、厚生労働省が公表している働き方改革の定義をみてみましょう。

「働き方改革」とは、働く人びとが、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」できるようにするための改革

厚生労働省HPより

働き方改革が推進されるようになった理由は、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少や働く人々のニーズの多様化といった、さまざまな課題に日本が直面しているからです。

進む少子高齢化

日本では、少子高齢化によって15歳〜64歳までの生産年齢人口が年々減少しており、深刻な人手不足に陥っています。さらに、生産年齢人口に該当する人の中には育児や介護のために働きたくても働けないという人も多くいるのが現状です。人手不足が進むと、企業の生産力が下がって経済の停滞を引き起こしたり、働く人一人ひとりの負担が大きくなって長時間労働が常態化したりする可能性があります。それ以外にも、さまざまな問題を引き起こしてしまうことでしょう。

日本が直面する課題を解決するためには、これまでの働き方を大胆に見直さなくてはなりません。そこで、政府は「働き方改革関連法」として労働基準法を始めとする働き方に関する法律の改正を行いました。「働き方改革関連法」は2019年から段階的に施行されていますが、企業はそれに従いつつ、自発的な取り組みによって働き方改革を推進することが求められているのです。


働き方改革の3つの柱とは?

働き方改革には、政府が法整備しながら進めている「3つの柱」と呼ばれる中心的な施策があります。企業が働き方改革に取り組む際は、「3つの柱」をまず理解することが重要です。その上で、自社の業界や状況に応じた施策を行っていきましょう。

1. 長時間労働の是正

従業員にとっての働きやすさを実現するためには、長時間労働を是正しなければなりません。長時間労働は従業員の健康に悪影響を及ぼすだけでなく、ワーク・ライフ・バランスも乱してしまいます。働き方改革を進めるための法改正によって、時間外労働の上限が制限されたり、年次有給休暇を一定の日数以上取得することが義務化されたりしました。これらの法改正に対応するために、各企業には業務の見直しやITの活用によって生産性を向上させることが求められています。

2. 正規、非正規の格差解消

日本では、パートやアルバイトを始めとする非正規社員の従業員の待遇が正規社員に比べると悪い傾向にありました。実際は同じ仕事をしているにもかかわらず雇用形態が違うというだけで格差があると、非正規という働き方への意欲が低下してしまいます。そこで、正規社員と非正規社員の間に不合理な待遇差を設けることを禁止する「同一労働同一賃金」の考え方が法改正で定められました。育児や介護などのためにフルタイムの正社員として働けない人たちであっても、積極的に働きやすい環境をつくることが目指されています。

3. 多様な働き方の実現

働く人一人ひとりが自分らしく前向きに働き続けるためには、多様な働き方を実現することが不可欠です。働きやすく、多様な人材が活躍できる魅力的な職場づくりができれば、企業の人手不足が解消されていくでしょう。「テレワーク・在宅勤務」「短時間勤務制度」「フレックスタイム制度」「副業・兼業」「シニア人材の雇用」など、さまざま取り組みが行われています。


ミタニの働き方改革

私たちミタニは創業以来、モノづくりの精神と共にすべての社員が存分に力を発揮できる社風を大事にしてきました。変化の激しいこれからの時代でミタニがチャレンジを続けていくために、社員一人ひとりがイキイキと働ける職場環境づくりを進めています。そんな私たちの働き方改革を少しのぞいてみませんか?

子育てしながらミタニで活躍し続ける

出産に伴う育児休業制度に加えて、育児中でも働きやすい短時間勤務制度を導入。ミタニで働きたいと思ってくれている社員が仕事と育児を両立しやすいように、職場全体でサポートしています。

男性社員の育休取得を当たり前に

働き方改革が広がる中で男性の育休取得が注目されていますが、まだまだ実際に取得している人は少ないものです。ミタニでも男性で育休を取得した人はいませんでしたが、2019年に初めて男性の育休取得が実現しました。これをきっかけに、育休を取りたい人は誰でも気兼ねなく取りやすい風土をつくっていきます。

コロナ禍においてテレワークを本格導入

新型コロナウィルスの感染拡大をきっかけに、ミタニでは一部の部署からテレワークを導入しています。コミュニケーション不足やスケジュール管理といったテレワークならではの課題に対処しつつ、社員一人ひとりが自律的に業務を遂行する組織づくりを進めてきました。今後も働き方の多様性を持たせながら、企業価値の向上に取り組んでいきます。



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MITANI Technology サステナブル/Sustainable

ミタニの一貫生産体制が
実現する多品種少量生産

顧客のニーズが多様化したことにより、メーカーには多品種少量生産への対応が求められえる時代になりました。機能・デザイン・サイズ・地球環境への配慮といったお客様のさまざまなニーズに応えたいという思いから、私たちミタニも多品種少量生産を行っています。


多品種少量生産とは?
なぜ求められているの?

多品種少量生産とは、機能やデザインなどの仕様が異なるさまざまな製品を少量ずつ作る生産方式のことです。反対の生産方式は少品種大量生産、もしくは単に大量生産と呼ばれます。モノが不足していた一昔前までは、大量生産でとにかく量を作ることが求められていました。しかし、モノが十分にある今の時代では量よりも質が重視されるようになり、メーカーのモノづくりも多品種少量生産に変化したという背景があります。

例えば、いまや誰もが1台は持つようになったスマートフォンについて考えてみましょう。数年前までは、1つのメーカーが発売する新製品は1機種のみで、カラーバリエーションも2〜3種類しかありませんでした。しかし、最近では1つのメーカーからサイズ違い、性能違いの機種が複数発売されており、カラーバリエーションも豊富になっています。これは、私たちのライフスタイルや価値観が多様化したことや、好みが細かく分かれたことなどに対してスマートフォンメーカーが応えた結果だといえるでしょう。

このように、多種多様なニーズを持つ顧客が求める製品をいち早く開発し、顧客が求める量だけ作る生産方式が、多品種少量生産です。


多品種少量生産を実現するのは難しい

顧客ニーズがさらに多様化していくこれからの時代において、多品種少量生産を実現することはほとんどのメーカーにとって共通のテーマです。多くのメーカーが多品種少量生産に取り組んでいますが、大量生産のように効率よく生産ができずに苦労しているメーカーがたくさんあります。その主な理由についてみていきましょう。

● 生産効率の低下

さまざまな種類の製品を作るためには、品種ごとに生産ラインを切り替えたり、段取り替えをしたりする必要があります。大量生産であれば生産を止めずに同じ製品を作り続けることができますが、多品種少量生産の場合は生産が止まる頻度が高くなり、生産効率が下がってしまうのです。また、生産効率の改善がしにくいことも問題です。同じ製品を継続的に作っていると、作業者の慣れによって生産量が増えたり、品質トラブルが減ったりします。生産する製品が多い多品種少量生産の場合、そういった改善効果が薄れてしまいます。

MITANI TRADING (THAILAND) CO.,LTD. 
タイ工場製造ライン

● コストの増加

先ほどの生産効率の低下も原因の1つですが、それ以外の理由でもコストが増える可能性が高くなります。例えば、大量生産の場合は同じ材料を大量に仕入れることで材料費を割安にできます。しかし、多品種少量生産では多くの種類の材料を少しずつ仕入れることになるので、材料費が高くなる傾向にあるのです。また、製品の種類が増えるということは、それらを作るための設備投資が増えることも意味します。特に、設備を外注している場合は設備投資やメンテナンスの費用が負担になってしまうでしょう。

● 製品開発の難しさ

多品種少量生産が難しいところは、モノづくりの現場だけではありません。さまざまな顧客のニーズを正確に捉え、そのニーズを満たすことのできる高い製品開発力が求められます。それに加えて、開発した製品を実現する技術力や、顧客の求める価格で提供するための管理力など、多品種少量生産ではモノづくりにおける総合力の高さが必要になるのです。


ミタニが多品種少量生産を
実現できている理由は?

私たちミタニは、スプレー製品で使うエアゾールバルブやディスペンサーポンプの多品種少量生産を行っています。ディスペンサーポンプを例にすると、小さな製品はわずか0.035mlのスプレー噴射量しかありませんが、大きい製品は3mlの噴射量のものまであり、100種類ものラインナップでお客様の多様なニーズに応えています。

難しい多品種少量生産をミタニが実現できている理由。それは、ミタニのモノづくりの特徴である一貫生産体制にあります。
ミタニでは1956年の設立から現在に至るまで、製品企画設計、金型や組み立て機の設計・製作、成形・製造、出荷・販売といったモノづくりのすべてを自社で行うことに取り組んできました。

そうして培われたのが、お客様のニーズに柔軟に応える製品開発力と、最高水準のモノづくりを実現する生産技術力です。生産設備を内製することで生産ラインの自動化に取り組み、多品種少量生産であっても高い生産効率を実現しています。

ミタニがいま力を入れているのは、持続可能な社会を実現するための環境配慮型の製品や容器の開発です。ミタニはこれからも変わらず、お客様のご要望や世の中のニーズに応えるモノづくりに取り組んでいきます。

NEW Tシリーズ(T-305/T-505/T-705/T-1005 CORE)
大型トリガーポンプT-305をベースに新設計、カスタマイズを行い、環境配慮製品として新たに生まれ変わりました。

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エアゾールバルブ/Aerosol Valve 1/MITANI

知ってますか?
エアゾールスプレー?Vol.3

私たちの身の回りにたくさんあるスプレー。
前回のVol.2ではたくさんのスプレー製品の中から「エアゾール」の「メリット」について説明しました。
▶▶▶Vol.2をみる

私たちが普段使っているエアゾールには様々な種類があります。
どのような製品に使用されているか知っていますか?
今回は、いろいろなエアゾール製品を種類別で詳しく見ていきましょう。

まるわかり!
身の回りのいろいろなエアゾール製品

スタイリングスプレー

髪にスプレーすることでヘアスタイルを長時間キープ。エアゾールならではの細かいミストで髪をしっかりコーティングします。

スタイリングフォーム

ふわふわで濃密なムースが髪にしっとりと馴染む。ヘアスタイルをキープしつつ潤いもある仕上がりに。

スカルプケア

逆さまでも横向きでも、どんな角度でも噴射できるので使いやすい。ジェット噴射で頭皮までしっかり薬剤が届きます。


化粧水

細かいミストなのでふわっとやさしいつけ心地。顔全体をムラなくスプレーできます。手に出す必要がないので簡単。手軽に使えるので日中のメイク直しにも。

日焼け止めスプレー

シューっとスプレーするだけ。液を手に出して塗る手間がありません。髪・背中などの手では塗り広げにくい部分でも簡単にスプレーできます。

制汗剤

噴射したときにヒヤッと清涼感があるのが特徴。噴射時にパウダーが出てくるパウダータイプはさらさら感があり、汗をかいてもべたつきにくい。


クラインスパウト
洗顔やスタイリングフォームにぴったり。ポンプ製品よりも極め細やかな泡を作ることができます。

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消臭スプレー

粒子の細かいミストがふわっと広がり空間全体をムラなく消臭します。

防水スプレー

スプレーするだけで靴や鞄を水から守る優れもの。

ガラスクリーナー

車やおうちのガラスをきれいに仕上げます。一度に広範囲にスプレーできて液だれしにくいので使いやすい。

殺虫スプレー

噴射距離が長く勢いのあるジェット噴射。離れたところにいる虫でも簡単に狙い撃ちできます。

虫よけスプレー

手軽にすばやくスプレーできるのでお出かけの際の持ち運びにも。パウダータイプはべたつかずさらっとやさしいつけ心地。



KORU
ワンプッシュ式定量消臭剤や殺虫剤に。ワンプッシュで必要な量が出てくるので無駄遣いがありません。一般的なスプレータイプのエアゾールはすぐ無くなってしまうことが多いですが、ワンプッシュタイプは1本で長く使えます。

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潤滑剤

機械や工具、金属製品の防サビ・洗浄・潤滑など様々な場面で用いられます。細いパイプ付きで細かい部分のスプレーも簡単。スプレーパターンが切り替えられるタイプもあります。

ブレーキクリーナー

ミストが複雑な機械部分にも簡単に入り込むので、機械を分解することなく内部を綺麗に洗浄できます。どんな角度でもスプレーできるので、手元のスペースが狭い場所でも作業がしやすい。

ペイントスプレー

ボタンを押してスプレーするだけ。ムラになりにくく、均一に塗装できます。ハケやローラーなどの道具は必要なし。小さなものや細部も簡単に塗装できます。



スワイク
ブレーキクリーナーや潤滑剤に。2種類のノズルにより、どんなシチュエーションにも合う噴射が可能です。大型ボタンと滑り止めによりオイルがついた手でも、手袋をしていても押しやすい。

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今回のVol.3では
「エアゾール」「種類」を簡単に紹介していきました。エアゾールは身の周りのいろいろなものに使われており、皆さんの暮らしに溶け込んでいるのです。
私たち三谷バルブはこれからも、毎日にそっと寄り添う製品づくりを追求し続けていきます。

▶▶▶Vol.4へ Coming Soon…


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ミタニが海外自社工場を持つ理由

メーカーが海外に自社工場を持つことは珍しいことではありません。
私たちミタニも、世界4カ国に12の拠点を持っており、ワールドワイドにモノづくりを行っています。

海外工場にはメリットばかりではなく、デメリットも当然あります。なぜメーカーは国内だけでなく海外にも工場を持つのでしょうか。その理由を考えてみましょう。


メーカーはなぜ海外自社工場を持つのか?

まずはメーカーが海外に自社工場を持つことで得られるメリットについてみていきましょう。ここでは、4つのメリットをご紹介します。

1. 海外への販路開拓ができる

日本国内だけでもそれなりの市場規模はありますが、海外にはより大きな市場が広がっています。また、今後の日本では少子高齢化の影響によって市場規模が縮小していくことは間違いありませんが、海外では人口の増加に伴って市場が拡大し続けることでしょう。そういった背景から、メーカー各社は国内だけでなく海外にも販路を見いだしています。

2. 生産コストを下げられる

日本のモノづくりは高水準なため、中小企業であっても海外にはまだない製品や技術を持っていることが多いものです。自社のモノづくりを海外にも広げることを目指し、海外へ進出するメーカーが増えています。

どの国に工場を持つかによりますが、海外工場では人件費を始めとする生産コストを下げられる傾向にあります。また、原材料の調達コストや製品の輸送コストを抑えられる場合もあるので、日本国内でモノづくりをするよりも有利です。

しかし、最近では海外の人件費上昇によって国内に工場を戻す企業が増えています。生産コストを下げることだけを目的とした海外進出にはこのようなリスクもあるので、他のメリットも含めた総合的な判断が重要になっています。

3. 人材不足を解消できる

日本国内では、少子高齢化の影響もあって人材不足が深刻化しつつあります。日本国内でのみ人材を集めるのではなく、海外の人材も幅広く採用することで人材不足が解消できるのです。海外にも優秀な人材が豊富にいるので、海外に自社工場を持って現地の人たちを採用できれば、自社の価値を高められる可能性があります。

4. 国内工場とのシナジーが生まれる

海外に工場を持つことで、今まで自社にはなかった新しい製品や技術のアイデアが生まれることがあります。日本と海外では生活様式や文化・ビジネス環境が大きく異なるためです。

国内工場で培ったノウハウを海外工場に展開するだけでなく、海外工場で得た新たなアイデアを国内工場に取り入れることで、良いシナジーが生まれるでしょう。


海外自社工場を持つことのデメリットはある?

海外に自社工場を持つことでメーカーは数多くのメリットを得られますが、デメリットがあることも忘れてはいけません。実際のところ、海外進出に成功するメーカーばかりではなく、失敗して国内回帰するメーカーも多いのが現実です。では、海外自社工場を持つことのデメリットがどのようなものか、みてみましょう。

人材管理と教育

海外に自社工場を持ったときに最も難しいのが、人材管理と教育だと言われています。日本とは文化や働き方が異なる海外で安定して人材を確保するためには、日本での人材管理の方法をそのまま適用するのではなく、柔軟に変化させることが重要です。

また、海外の人材に自社のモノづくりのノウハウを身につけてもらうためには時間がかかります。日本と違って海外では一つの企業に長く勤めることが比較的少ないため、人材の定着に配慮しながら地道に教育をしていかなくてはならないのです。

物流

海外に工場を持っていると、物流が寸断される事態が発生した際にモノづくりを継続できなくなるリスクがあります。例えば、国内外で作った部品を海外工場に集めて組み立てる場合、物流が寸断されると海外工場の生産は止まってしまいます。

物流が寸断される事態が発生しうることは、直近のコロナ禍の状況を見ても明らかです。最悪の事態を想定し、対策をとっておく必要があるといえるでしょう。

社会情勢の変化や法規制

海外自社工場をスムーズに稼働させるためには、その国の社会情勢の変化や法規制に対して柔軟に対応しなければなりません。素早く情報をキャッチして柔軟に対応できなければ、最悪の場合は稼働停止に陥ることもあります。

特に最近では環境問題への関心が高まっており、各国で独自の法規制を設けていることも珍しくありません。グローバルにビジネスを展開するのであれば、環境問題への配慮が不可欠になっているといえるでしょう。


ミタニの海外自社工場の特徴は?

MITANI TRADING (THAILAND) CO.,LTD.
タイ工場

私たちミタニは、海外諸国への進出をはじめ、世界共通のテーマである環境に配慮した製品づくりに積極的に取り組んでいます。その中で、タイ・ドイツ・中国にそれぞれ自社工場を持ってワールドワイドにモノづくりを行っています。そんなミタニの海外自社工場の特徴を少しご紹介します。

ミタニのモノづくりの特徴は一貫生産体制です。製品開発から販売までのすべてのフローを自社で行うことによって最高水準のモノづくりを実現してきました。ミタニでは生産ラインを構成する設備の設計と組み立て、調整までも自社内で取り組んでいます。その過程で培った豊富なノウハウを海外工場にも展開することで、どこで製造しても最高水準のモノづくりができるのです。

ミタニの一貫生産体制は変化にも強いのが特徴です。モノづくりにおけるすべてのフローを自社で行うことで、海外工場で起こりがちな物流や品質のトラブルにもすぐに対処できます。また、製品開発も自社で行っているので、世の中のニーズに合わせた新製品を開発して送り出してきました。いま最も力を入れているのは、環境に配慮したサステナブルな製品づくり。ミタニはこれからも世の中に役立つモノづくりを進めていきます。

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ミタニが目指す脱炭素社会

地球温暖化への対策が世界共通の課題となっており、国や自治体だけでなく企業や個人に対しても地球環境を守るための取り組みが求められています。私たちミタニも出来る事から始めようと考え、環境に配慮したモノづくりによって脱炭素社会の実現を目指しています。

ミタニの目指す脱炭素社会とはなにか、ミタニがどのような取り組みを進めているかをみてみませんか?

<目次>
脱炭素社会って?
脱炭素社会はどうすれば実現できる?
ミタニはどんな取り組みをしているの?

脱炭素社会って?

脱炭素社会とは、地球温暖化の原因である温室効果ガスの実質的な排出量がゼロになった社会のことです。温室効果ガスは赤外線を吸収し放出する性質を持つ気体であり、地球を温めるという特徴があります。温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなどの種類がありますが、特に重要視されているのは排出量が最も多い二酸化炭素です。脱炭素社会を実現するためには、二酸化炭素の排出量を抑えつつ、排出された二酸化炭素を回収することで、実質の排出量をゼロ(カーボンニュートラル)にする必要があります。

地球温暖化をなぜ防止しなければならないかというと、海面の上昇や気候変動によって異常気象が発生し、生態系や生活環境への大きな影響が出る可能性が高まるからです。

実際に産業革命以降、地球を温める温室効果ガスが増加し続けた影響で世界の平均気温は1℃程度上昇しています。すでに毎年のように異常気象が発生しており、日本でも河川の氾濫や土砂災害などが多発していますが、世界の平均気温がさらに上昇するともっと大きな影響が出るかもしれません。


脱炭素社会の実現に向けた取り組みが世界中で進むきっかけになったのは、2015年の「パリ協定」です。パリ協定は温室効果ガス削減に関する国際的な取り決めで、大きな目標が2つ掲げられました。

1. 世界的な平均気温の上昇を産業革命以前に比べて1.5℃から2℃以下に抑える
2. 出来るだけ早く温室効果ガスを削減し、21世紀後半には実質の排出量をゼロにする

これらの目標を達成するため、日本でも脱炭素社会の実現への取り組みが進んでいます。

脱炭素社会はどうすれば実現できる?

脱炭素社会はどのような取り組みをすれば実現できるのでしょうか。

まずポイントになるのは、石油や石炭、天然ガスといった化石燃料を燃やしてエネルギーを得る過程で生まれる二酸化炭素の排出量を削減することです。エネルギー関連の二酸化炭素の排出量は、温室効果ガス全体の排出量の大部分を占めています。化石燃料を用いた火力発電から太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを利用した発電に切り替えたり節電や省エネによってエネルギーの消費量を抑えたりすることで、脱炭素社会の実現に近づけるでしょう。

茨城工場敷地内にある太陽光パネル

また、今後の動向に注目が集まっているのが自動車を始めとする輸送機器から発生する温室効果ガスの削減です。走行中に温室効果ガスを排出するガソリン車から電気自動車への置き換えや、公共交通機関・シェアリングサービスの利用といった取り組みも、脱炭素社会を実現する上で重要になります。

社用車に電気自動車を採用

しかし、エネルギー産業や輸送関連産業だけが取り組みを進めていても、脱炭素社会を実現することは難しいでしょう。脱炭素社会を実現するためには、個々の企業や個人が地球温暖化への関心を持ち、温室効果ガスの発生を抑える行動を取っていかなくてはなりません。

脱炭素社会を実現につながる行動の例としては、次のようなものが挙げられます。1つの地球に住む人間として、少しずつでも良いので取り組みを進めてみませんか?

・冷暖房の温度設定を適正化する
・省エネ家電に買い換える
・太陽光発電システムを導入する
・アイドリングストップなどのエコ・ドライブを実践する
・オンライン会議や在宅勤務の採用によって移動自体を減らす
・環境に配慮した製品や材料を活用する
・貴重な資源を使い捨てず、リサイクルによって有効に活用する

ミタニはどんな取り組みをしているの?

私たちミタニは、持続可能な社会を実現するために何ができるのかを常に考えて、さまざまな取り組みをスタートしています。エアゾールバルブとディスペンサーポンプのメーカーとして環境に配慮したモノづくりに取り組み、脱炭素社会の実現を目指します。
ミタニの開発した環境配慮型の製品を少しだけご紹介します。

ディスペンサーポンプ Z-1000-C

ディスペンサーポンプの材料として、植物由来の樹脂であるグリーンポリエチレンを採用しました。石油由来のポリエチレンに比べて製造過程でのエネルギー消費量が少ないだけでなく、主原料であるサトウキビが成長段階で二酸化炭素を吸収しているため、二酸化炭素の排出量を実質ゼロとみなすことができます。

エアゾールバルブ SWAYK

噴射材として、液化ガスよりも二酸化炭素の排出量が少ない圧縮ガスを採用しています。また、ノズル切替えのためのゴムリングを使用しないことにより、ゴムリングの製造過程で発生する二酸化炭素を削減します。SWAYKは従来のエアゾールバルブと比較して最大で90%以上の二酸化炭素を削減することに成功した環境に優しい製品です。



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エアゾールバルブ/Aerosol Valve 1/MITANI

知ってますか?
エアゾールスプレー? Vol.2

私たちの身の回りにたくさんあるスプレー。
前回のVol.1ではたくさんのスプレー製品の中から「エアゾール」についての「歴史」「パーツ」「噴射の仕組み」について説明しました。
▶▶▶Vol.1をみる

では、エアゾールってどんないいところがあるのでしょうか?
今回は「エアゾール」「メリット」についてお話していきます。


ボタンを押すだけ

片手で持って指先でボタンを押すだけ。誰でも簡単・手軽に使うことができます。

ちなみに、捨てるのも意外と簡単なんです。

▶▶▶スプレー缶の正しい捨て方

スプレー缶は、中身とガスを全て出し切ってから廃棄することが重要です。正しく缶を捨てるために、多くのスプレー缶には「ガス抜きキャップ」がついています。

きめ細かい泡

エアゾールはポンプタイプのものよりきめ細かな泡をつくることができます。洗顔などのスキンケア商品にぴったりです。濃密な泡でお肌を優しく洗うことができます。

▶▶▶クレインスパウト

エアゾールスプレーをもっと自由に

密封状態

中身が空気に触れない密封状態となっているので衛生的です。品質を維持したまま長期間使用することができます。

選べる
噴射パターン

エアゾールは殺虫剤のような勢いのある噴射や、化粧水スプレーのようなふわっとした噴射など商品によって噴射のパターンは様々です。

製品の用途によって噴射の範囲・勢いなど自由に選ぶことができます。商品の幅が広がります。

必要な量だけ

ボタンを押した分だけ中身が放出されるので量の調節がしやすいです。少量の噴射も連続噴射も可能です。使う分だけ出すことができるので無駄がありません。ワンプッシュで一定の量だけ出てくる定量エアゾールも存在します。


・Instagram
エアゾールはどんな商品があるのでしょうか?
自社製品が採用された商品の一部をご紹介しています。

・食品×エアゾール
ミタニのまったく新しい試み。食品対応のスプレーエアゾールが登場しました。


今回のVol.2では
「エアゾール」「メリット」について簡単に説明していきました。

エアゾールはたくさんの種類があり、化粧品・生活用品・工業用品などのいろいろな分野で使用されています。
実際にどのような商品に使われているのかは次回のVol.3でご紹介します。


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【社員インタビュー】
育休取得した男性社員に聞いてみました

育休を当たり前に

「働き方改革」が進められている中で、男性の育休取得は注目されている話題かと思います。
しかしながら実際に取得している人はまだまだ少ないはず。

三谷バルブではこれまで男性で育休を取った人は1人もいませんでした。
2019年。その壁を破り、育休を取った男性社員がいました。どんな思いがあったのでしょうか。奥様も一緒に色々と聞いてみました。

ちなみに…実際に取得している人はどれくらいいるのでしょうか

7.48 % …2019年に育児休業を取得した男性社員の割合
同年の女性社員の取得率は83 %。男性の取得率は前年より1.32 %増加。意識は少しずつ変化しつつあるも、まだまだ男性の育休は浸透していないように思えます。(令和元年度雇用均等基本調査より)

INTERVIEW

取れるなら取る!ミタニ初、男性育休取りました。


―育休はいつから、どれくらい取得しましたか?

2019年の11月から1カ月間取得しました。妻の産後2か月目からです。
最低でも1カ月は取らないとあまり意味がないと思っていました。でも長すぎても仕事を引き継いでもらう上司の負担になってしまうと思い、妻と相談して1カ月に決めました。

―取得したきっかけってありますか?

妻の妊娠が分かった段階から取ろうかなとは思っていました。きっかけというよりは、産後のお母さんの状態や赤ちゃんとの生活を調べていくうちに、自然と取らないといけないんじゃないかなと思えてきたんです。あと、ちょうど自分と同時期に子供が産まれた友人が育休を取るという話を聞き、それも後押しになりました。
でも、今だからそう思うのかもしれないですけど、子供ができる前から育休は多分取るだろうなとは思ってました。育休という制度があるのだから、休めるもんは休んじゃえ、みたいな感じで(笑)

―取りづらさや言いづらさはなかったですか?

やっぱり1番最初に相談するときは多少気になりましたね。自分のやっていた仕事を誰かがやらないといけなくなるので。でも実際取りたいと周りの人に伝えたら、「取りなよ取りなよ」って応援してくれるようなリアクションだったので、そこはありがたかったです。

―休んでいる間の仕事はどうされたのですか?

基本的に休業期間に入る前に、予め出来ることは全部やっておいたんですよ。それでも突発的にやらないといけない仕事が入った場合は上司に引き継いでもらっていました。上司や仕事を入れてくれる他部署の方の理解もあり、仕事によっては自分が戻ってくるまで期限を延ばして待ってもらえるようなこともありました。

貴重な時期を一緒に過ごせた


―育休中はどうでしたか?

1カ月って本当にあっという間でした。基本的に子供中心の生活リズムになっていましたが、仕事に行く準備や、起きる時間を考える必要がなかったのは結構楽でしたね。産後2カ月の妻に負担をかけないよう家事や育児でできることは自分でやろうと心がけてやっていたかなと思うんですけど・・・。子供のお風呂は毎回自分担当でした。

―印象に残ったことは?

とにかく子供が夜たくさん起きるため、気が休まらなかったです。初めての子供なので何が普通で何が起きたら変なのかもわからなかったから、全然目が離せませんでした。

―育休中に仕事に対する心配はなかったですか?

仕事の心配はあまりしていなかったですね。もう任せちゃおうみたいな感じで(笑)戻ってからやることが溜まっていて大変だろうなーと思うことはありましたけどね。

復帰もスムーズ。あくまで自然に


―仕事に復帰して変わったところなどありましたか?

あんまり変わったところはなかったですね。周りは戻ってきたことをすんなりと受け入れてくれましたし。子供どう?みたいな感じで聞いてくれるぐらいで。そういったすごく自然な感じが嬉しかったですね。

―育休を取りやすい環境にするために、会社がこうだったらいいなみたいなのはありますか?

自分から「取る」と進んで言えない人もたくさんいると思うので、自分の上司から取得を勧められることが1番ベストですよね。子供ができましたって言ったら、「おめでとう、育休取りな!」くらいの。


―男性でこれから育休を取りたいなと思っている人に対してのメッセージなどお願いします。

育休を取ることが家族思いかっていうのはまた別だと思うんですよ。月の収入が多少減りますし、祖父母が一緒に住んでいるから家族構成的に問題ないという人もいると思います。なので無理に取らなきゃいけないとは思わないし、最終的には自分で決めることです。ただ、最初から取らないという選択じゃなくて、1回取るかどうかを考えるというプロセスはあった方がいいかなと思います。取ろうかな、取れるけど…どうしようかなって考えた上で取らないっていう選択に至るならありだと思うので。

奥さまにも聞いてみました


―育休を取ることは関さんから話が出たのか、それとも話し合って決めたのですか?

正直どっちからそういう話になったのかはっきり覚えていないのですが、私は取ってくれると思っていて、話したら主人も「取るよ」っていう感じだったと思います。

―お互い当たり前のことのように考えていたのですね。とはいえ、世間的にやっぱり取りにくいと思う人が多いと思うのですが、関さんにはそれがあまりなかったのですね。

確かに。それは私も少し驚きというか。今のご時世まだまだ取る人が少ない中で「取るよ」って普通に言っていたので、三谷は男性が育休をとることが自然になっている会社なんだなって関心していたら、まさかの自分が初めてらしく…よく取ると言ったなって思いました(笑)

―振り返って思うこと

そうですねー常々思うのは、あの期間を一緒に過ごしてくれたというのはなんかこう…戦友じゃないですが、すごく絆が深まり信頼関係に繋がったなと思いますね。この時期を独りだったら乗り切れなかったよなって、今は思います。これは本人に言ったことないですけど(笑)

時代に合わせて価値観を変えていく

男性初の育児休暇。これまで1人としてやってこなかったことをやるというのは勇気のいることです。これをきっかけに今後取る人が増えるかもしれないし、取りたいと思っている男性が取りやすくなるのだろうなと思います。また、男性が育休を取ることは特別なことではなく当然・自然なことであるという価値観の変化のきっかけにもなると考えています。
そしてそのように柔軟に価値観を変化させつつ、取るか取らないかは自分で考えて選択していく。一人一人が自分の人生に合わせて多様性のある生き方ができれば、人生がもっと豊かになるのではないでしょうか。

新型コロナが変えた働き方

昨今のコロナ禍により、多くの人が在宅勤務や時差出勤など働き方に変化が訪れたと思います。在宅勤務が導入されたことで、ワークライフバランスが保ちやすく、男性も育休を取りやすいような環境になっているのではないでしょうか。これもきっかけに育休を取得する人がより増えていくことを期待しています。


働きやすい職場づくり、環境配慮など、
持続可能な社会の実現のために何ができるのか考え、
ミタニではさまざまな取り組みをスタートさせています。


カテゴリー
エアゾールバルブ/Aerosol Valve サステナブル/Sustainable How to Use

エアゾール製品(スプレー缶)の正しい捨て方

ヘアスプレー、殺虫剤、制汗剤、消臭剤や虫よけスプレーなど、私たちの身の回りで広く使われているエアゾール製品。
正しく捨てられていますか?

「そもそも捨て方がわからない」「捨てるのが面倒だから買わない」という方も多いかと思いますが、スプレー缶は簡単に廃棄することができるのです。

ガス抜きキャップをご存じですか?

スプレー缶は、中身とガスを全て出し切ってから廃棄することが重要です。正しく缶を捨てるために、多くのスプレー缶には「ガス抜きキャップ」がついています。

ガス抜きキャップって?

缶に残ったガスを抜くための機構がついたキャップです。へこみがあったり、穴が開いていたり、キャップによって見た目や作りは様々です。

ガスを確実に出し切ることができる優れもの!

ガス抜きキャップを使用すると噴射ボタンを押し続けた状態となり、ガスが排出されます。指でボタンを押す必要がないので簡単です。三谷バルブでは全てのエアゾール製品にこのようなガス抜き機構が備わっています。

キャップ以外にも

ガス抜き機構をもつのはキャップだけではありません。以下のようなタイプもガス抜き機構をもち、キャップと同じようにガスを確実に出し切ることができます。

※古いものや小型のもの、不燃性ガス使用のスプレー缶にはついていません

噴射ボタンタイプ

トリガーボタンタイプ

ガスをしっかり出し切るためにガス抜きキャップを使いましょう

簡単3ステップ!
スプレー缶の正しいゴミの出し方

カセットボンベの廃棄

カセットボンベを廃棄する場合も必ず中身を使い切ってから捨てましょう。ご使用のカセットコンロに、「ヒートパネル」がついている場合はボンベ中のガスを最後まで使い切ることができます。

【スプレー缶・カセットボンベを捨てる際の注意】

缶に穴を空けると圧力によって中身が飛び出して怪我をしたり、爆発するおそれがあります。穴あけはしないでください。

※自治体によっては缶に穴を開けて捨てるように指導している場合もあるかもしれません。その場合は中身を噴射しきって、ガスを抜いてから穴を開けてください。

こんなときは?

中身が残っているけど使わないので捨てたい

必ず中身を出し切ってから廃棄してください。
1. 火気のない風通しの良い屋外で中身が出なくなるまで噴射
2. ガス抜きキャップを使い、残ガスを出し切ってから処分

※製品特有の注意事項があることもあるので、わからない場合はホームページで確認したり、製造メーカーの相談室などへ問い合わせてください。

ガス抜きキャップがついていない場合は?

火気のない風通しの良い屋外で「シュー」という音がしなくなるまでボタンを押し続け、ガスを出し切ってから捨てて下さい。


エアゾール製品の多くは液化ガス(LPG)などの燃えやすいガスが使われています。ガスを抜かずにゴミに出してしまうと、ごみ収集車やごみ処理場での引火や破損事故につながることがあります。

安全のためにも正しい捨て方で廃棄しましょう